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からすのパンやさん」 みんなの声

からすのパンやさん 作:かこ さとし
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1973年09月
ISBN:9784032060706
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 471
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471件見つかりました

  • 山奥に棲むカラスの一家に4匹の子どもが生まれた。パン屋を営む夫婦は、毎日子育てと仕事で大忙し。そんな中、子どもたちも商売を手伝うようになり…パン屋繁盛記。

    80年代に親類の家で初めて読んだ。子どものころには子ども向けの本の良さがあまりわからなかったが、この本は話の筋よりも、たくさんのパンが出てくる場面や、カラスの一羽一羽が個性豊かに描かれているところに非常に魅力を感じた。テレビパンとか、かみなりパンとか、変な形のパンはどういう具が入っているのだろう?サボテンパンはサボテンの実や葉が入っているのかしら?などと、1つ1つの成り立ちや作り方、味、物語などを想像して楽しんでいた。

    大人になって、中年になって、白髪が生えてからまた読んだ。
    やはり面白い。今度はしっかり話の筋も楽しく、やはり絵も魅力的だった。かこさとしという作者についても興味が沸いたし、後書きにある制作秘話も素敵だった。
    この絵本は、どの年齢の人がどのように読んでも面白く感じるように作られているのだと思った。いたるところに読者を楽しませる工夫があり、一つ一つの絵に物語が含まれている。
    後書きにあった筆者の狙いがしっかり反映され、効果が表れているのだと実感した。
    ロングセラーなのも十分うなずける。

    これから時代も社会もどんどん変わっていくが、この手作りで愛情たっぷりの絵本はずっと残ってみんなを楽しませていくだろう。パソコンなどを使った絵では出せない地味深い味わい、温かさがある。

    投稿日:2022/01/11

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  • 場所も時も超えた、パンとカラスの本。

    いずみがもりはカラスの町。
    そこにすむ、パンやの夫婦に4羽の赤ちゃんが生まれました。
    赤ちゃんたちは、みんな違った色。
    その名も、オモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃん。
    子育てに追われて、パンやの経営は傾いていきますが、元気で明るい子ども達の力で、もりもり盛りかえし、みんな幸せになるのでした。

    とにかく美味しそうに描かれたパン、何度見ても飽きないパンの並んだページ、こんなに沢山描かれているのに、全部キャラクターが違うカラスたち、底抜けに前向きな登場人物(カラス)達。

    読むだけでなぜか元気になる、大切な一冊です。

    投稿日:2021/05/19

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  • 世代を超えて愛される本

    • じゃすさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳

    私が子どもの頃に大好きだった本です。ちょうど親世代はそういう人多いのではないでしょうか。
    この本の見所は、なんといっても見開きいっぱいのパンのページだと思います。子どもの頃の私は、このページばかり見てどれを食べようかなーって毎日考えたり、作って欲しがったりもしました。
    そして今、子どもがやはりこのページで必ずストップをかけます。やっぱりどのパンにするー?って聞いてくるんですよね。いつかこのパンを作ってあげたいなって思っています。

    投稿日:2021/02/28

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  • 日本語を読む。

    ボリュームたっぷり、昔から愛されている絵本。内容はシンプルですが、文の良さと細かい絵の緻密さ。読んでいるだけで子どもがワクワクしてきて、パンの絵にうっとり。また、読み聞かせしてもらってさらに満足という感じです。これからも読んでいきたい絵本です。

    投稿日:2020/10/18

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  • 納得のベストセラーです

    忙しいパン屋さんのお仕事をしながら4匹の子育てに追われるカラスのお父さんお母さん。奮闘する姿は現代の子育て家庭に重なりますね。

    「オモチちゃん」「レモンちゃん」「リンゴちゃん」「チョコちゃん」。このなんとも言えないかわいらしい命名が娘たちの心をくすぐったようで、どのページも赤ちゃんたちを目で追っては成長を一緒になって見守りました♪

    見開き一面に並んだたくさんのパンを見て、「どれがたべたい?」と選び合いっこをしたり、現代では馴染みのないものについて教えてあげたりと、何度でも楽しめます。

    この絵本に出てくる他のからすたちも、それぞれに様々な個性を持っていて、カラスをここまで親しみのあるキャラクターに描き上げたかこさとしさんの魅力をあらためて感じます。

    白いかざぐるまのところには一羽も並ばなかったところなんて、深層心理をついているな〜と思わずにやり…。大繁盛のパン屋さんに最後は大満足できます。

    投稿日:2020/08/11

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  • 久しぶりに読みました

    子どもの頃に読んでもらった絵本ですが、どんな話だったか思い出せず…久しぶりに読みました。

    カラスのお父さんとお母さんが子育てしながらパン屋さんを営む姿は、人間と同じ!子育てでバタバタして、お店がうまくいきません。

    でも四羽の子どもたちのおかげで、カラスのパン屋さんは人気のパン屋さんに戻ります。子どもたちと一緒に作ったパンは、本当におもしろいし、美味しそう!パンがずらっと並んだページは覚えていて、絵本の記憶が戻ってきました。

    姪にもこの本を読み聞かせましたが、まだお話は理解できないものの、パンが並んだページを見ては、指差して満足そうに見ています。

    投稿日:2020/07/27

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  • 家族揃ってお気に入り

    パン屋のカラスの夫婦に、4羽の赤ちゃんが生まれます。
    赤ちゃんのお世話でお店の方には手が回らず貧しくなってしまいますが、元気に育った子どもたちが、お父さんお母さんと一緒に素敵なパンを生み出し、そして大勢のお客さんを集める騒動に♪

    子どもは2歳の頃から読んでいますが、3歳の今でもよく読んでおり、そしてもう少し大きくなってからでも楽しめそうで、長く楽しめる絵本だと思います。
    見開きいっぱいに描かれたおいしそうな、たくさんのかわいいパン達に大人もわくわくします。
    大勢のカラス達が集まる騒動に、子どもも盛り上がります。
    もともとは夫が好きだった絵本という事で購入を決めましたが、今では家族揃ってお気に入りの絵本になりました。

    投稿日:2020/07/22

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  • 美味しそうなパン

    かこさとしさんの名作といえば、やはりこれですよね。

    仲睦まじいパン屋さん一家のドタバタ劇。
    子供たちの名前が、チョコちゃんとかオモチちゃんとか、ちょっとユニークで、でも何だかかわいい名前も大好きです。

    何より、やはり一番の見どころは、沢山のパンが並んだあのページ。圧巻です。
    パンだいすきな長女はこのページをずっと眺めています。

    投稿日:2020/04/20

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  • いつの時代も人気な絵本

    幼い頃、大好きだった絵本。ふと、読みたくなり手に取りました。いろんなパンを見ていると、ついつい時間が過ぎてしまうんですよね。あれから30年近く経ち、世代が変わっても愛され続ける「からすのパンやさん」これからも子どもたちに読み伝えていきたい1冊です(*^^*)

    投稿日:2019/05/10

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  • 二歳にはまだ早かった

    • おかなしこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子2歳、男の子0歳

    旦那が小さい頃好きだったと聞いて、二歳の息子にまだ早いかなと思いつつ、与えてみました。

    やはり、まだ早かった様子。
    シンプルな絵は、子供の想像力を刺激させるにはよいですが、冒頭は少し寂しげな森に黒いカラスが飛んでいる様子から始まるので、掴みがイマイチです。

    図書館には、同じ「カラスのパン屋さん」の、DVD が置いてあって。そちらはパンを捏ねるときに賑やかな歌が歌われたりで、まだ食い付きがよいです。

    しかし研究によると、アニメ化された物の絵本(キャラクターものなど)は、声や歌など想像力を広げずに限定した世界を押し付けてしまうので、あまり有効とはいえないようです。

    今はまだ無理をせず、三歳になってから、改めて忘れた頃に読ませてみせたいなと思いました。パンが沢山載ってるページは喜んでみています。

    投稿日:2019/04/29

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