小学校のお話し会のリーダーの方に勧められ読んでみました。
タイトルははらぺこ″となっていますが、原題はSTUPIDですから、にぶい″とかおバカな″オオカミっていうことでしょうね。
まあ、オオカミの生きにくい世の中になってしまったんでしょうねぇ〜。
おなかが空いて、ポリーを食べてやろうとするお話が、連作のような形で七つ入っています。
最初から、賢い少女ポリーの「ごちそうもてなし作戦」に乗ってしまい、ポリーを食べずじまいのオオカミの貪欲さに大笑い。
仕切り直しで、最上階に夜眠るポリーを食べるための「豆の木作戦」で、オオカミのおバカさ加減にあ〜あ!
ここまで読んで、機転のきくポリーの口達者さにお見事〜!
この後も、「赤ずきん作戦」・「三匹の子豚作戦」・「七ひきの子ヤギ作戦」に大爆笑でした。
昔のお話の世界では、オオカミも結構活躍していましたけれどね。
でも、そう 結末はいつもオオカミに不幸が待っているのを、このオオカミは忘れちゃっているところが、イタイですねぇ〜。
読んでいて、思わずオオカミを応援してしまっている自分にもクスリでした。