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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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いのちのおはなし」 みんなの声

いのちのおはなし 作:日野原重明
絵:村上 康成
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2007年01月
ISBN:9784062137935
評価スコア 4.82
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  • 6年生に読みましたZ「卒業する君達に」

    • あんぴかさん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 女の子15歳、女の子8歳

    いよいよ6年生の読み聞かせは,今回で最後です。
    1ヶ月後には卒業し,中学生となる子供たちに
    どんな本を読んだらいいのか,
    色々考え,いろいろ試し読みしてきました。
    でも,私があれこれ悩むより,
    ここは人生の大先輩に登場してもらうのが,
    一番か と,この絵本を選びました。

    この絵本が出た時点で,95歳の日野原先生。
    今年の2010年時点で99歳になるのでしょうか?
    たまにテレビ等で,お見かけしますが,
    まだまだ現役でいらっしゃるようです。
    私が今,4●歳…。倍以上の歴史を持っていらっしゃる!?
    私が100歳まで生きるとは思えないけれど,
    まだ残された時間は,けっこう有るのかもしれない… 
    と 期待してしまいます(*^_^*)。

    いつもは教室に入ると,まず 窓のカーテンを引きます。
    それから座る椅子の位置を調整して,
    教室にぱらぱらと入ってくる子供たちを待ちます。
    今回は,子供たちを待つ間に,黒板をきれいに雑巾で拭いて,
    日野原先生のまねをして,0から100までの真っすぐな線を描きました。
    途中の子供たちの歳は,12歳で入れて,95歳を二重の⇒。
    読み手の歳も入れようか,迷いましたが,
    今回はやめときました^_^;。

    子供たちが揃ったので,
    自分の脈をとってもらいました。
    「親指の付け根のところに脈をとれるところがあります。
    1分間に何回打っているか,調べてみましょう。
    今から,30秒間,数えてみてね。
    その数の2倍がみんなの1分間の脈拍数です。」
    みんな面白がって計ってくれました。

    そうした前置きの後,やっと本を読みました。
    日野原先生が,95歳で現役医師だということを知ると
    「へぇぇ〜」と驚きの声。
    12歳からしたら,95歳なんて想像がつかないでしょうね^_^;

    聴診器のところで,また脈をとっている子がいます。
    「トントン トントン」
    指で拍子をとっている子もいます。
    心臓が一生懸命,体に血液を送り続けている音。
    生きている証拠の音…。感じてもらえたみたいです。

    「命は時間だと考えています」
    先生の言葉は,長く命を見つめ続けたからこその重さがあります。
    そして,あとがきの「こころ」のお話は,
    95歳の先生が語るからこそ,ずっしりと心に響きます。
    “ただ生きるのではなく,自分以外のために
    「こころ」をつかい,「じかん」をつかい
    生きていこう,私もそう努力していきます。。。”
    4●歳の読み手は,そう努力しているだろうか???
    背筋を正されるような思いで,読み終わりました。

    最後のあいさつに
    「皆さんには,たくさんの『時間』があります。
    どうか,『心』をたくさん使って,自分のためだけでない時間を持ってください。
    それと,本を読むと,自分以外のいろいろな『時間』や『心』に出会えます。
    たくさんの本に出会ってください。」
    とお話ししました。

    読み聞かせを初めて,3ヶ月。
    子供に読み聞かせてあげてるつもりが,
    自分が得るものが多く,
    『時間』と『心』をたくさんもらった3ヶ月間でした。
    読み聞かせとの出会いに,感謝\(^o^)/感謝\(^o^)/です。

    投稿日:2010/02/19

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    11
  • 人のためにも

    先に読んだ息子が

    「ねえ おかあさん この人さ 95歳なんだよ」とびっくりしたように私に教えてくれました。

    日野原先生が何歳の時かは忘れましたが、家族で日野原さんの講演会をお聞きしたことがあります。

    息子はもう記憶にはないようですが、少し風邪気味と言われた日野原先生はとてもお元気で優しくユーモアを交えて楽しいお話をして下さいました。

    「いのちは時間」、私も以前からそのように考えています。

    あとがきにもありますが、自分のための時間だけでなく人のために何かする時間も大切にしたいなと思います。

    この絵本は、日野原先生が10歳前後の子どもたちにいのちの授業をしたことが基になっています。

    長く生きてこられたからこそ伝えられる言葉にも重みがあるように思いました。

    この授業を受けた子どもたちにとっては貴重な体験だったことでしょう。

    絵本という形で、授業が再現され私たちも読むことがでくるのが嬉しいです。

    投稿日:2011/08/24

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    3
  • 贈り物にしました。

     6年生の読み聞かせで読みました。
    子供たちも息をのんでしーんと聴いて見てくれていました。
    担任の50代の女性の先生は、とても感銘してくださって、
    学級だよりに載せてくださいました。
     
     絵本にとって、当たり前のことなのですが
    色々な年齢で、色々な立場で、色々な感じ方をしてくださるのだな
    と改めて感じた本でした。
    特にこの本は、この本に出会った人の心に色々な足跡を残す本ではないかと感じます。

     個人的にも好きな本です。

     先日、一緒に読み聞かせ活動をしていた、
    大好きなご家族がお引越しをされました。
    お花向けに、10歳の息子さんにこの本を贈りました。
    すぐに、じっくりひとりで読んでくれていたそうです。
    お母さんは、「自分で買おうと思ったけど、たまたま
    書店になかったから、もらえて嬉しい」と言ってくれました。

    投稿日:2011/05/19

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    3
  • 私も聴きたい

    7歳の娘と読みました。
    95歳の日野原さんと小学生の子供たちとのやりとり。
    お医者さんならではの説得力と日野原さんの穏やかな話しぶりが
    体感できるような時間だったのではないかなという印象をうけました。

    いのちはきみたちの持っている時間だといえますよ

    日野原さんのこの一言がすごく私の胸に響きました。
    40年ほど生きてきた私も 忘れていたことを思い出させてもらったような なんだか気恥かしい気持ちになりましたが
    本当にそうですよね。
    これからでも遅くない、いのちを大事に使っていくこと
    娘とともに探して行けたらと思った1冊です。

    投稿日:2011/01/21

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    3
  • いのちの線

    今年の誕生日に贈った絵本。
    本の中では、日野原先生が95歳、命の授業を受ける子どもたちは10歳です。
    娘も、この秋、9歳になりました。

     馴染みのある村上康成さんの絵に親しみを感じながら読み進めていくと、まるで教室にいる生徒の1人のように、ぐいぐいと授業の内容に引き込まれていきました。
     次第に、いのちの根源へと近づいていく授業。
    先生が黒板に引いた真っ白な線が、心の中でどんどん太くなっていきます。
    命の線・・・この線のように、100歳までも続くように、長く、太く、まっすぐに伸びていってほしいな、と心から願いました。

     「いのちは、きみたちがもっている時間だといえますね」
    先生の言葉が胸に響きます。

    まだまだ始まったばかりの時間の旅。
    これから先どんなことがあろうと、ずっと時間を刻み続けていってほしい・・・
    ずっとずっと遠くのゴールまで。

    投稿日:2013/05/14

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    2
  • 心のこもった授業でした

    日野原重明先生といえば、誰もが知っている100歳近い現役のお医者さん。
    そして、信じられないほどの活躍で人に命の大切さを伝え続けている方です。
    その先生が、小学校4年生に心のこもった授業を通して、命の大切さを子どもの目線からお話していただきました。
    私も児童の側から学ばせていただいた感じです。
    0から始まる100歳までの一本線。
    君たちはこのあたりだと子どもたちに語っていただきましたが、その線上の私の地点もあります。
    心臓の鼓動を実感させた後、命は時間だと語られる先生。
    ただただ敬服です。
    この絵本は、先生の側に立って読み聞かせしてはいけないかもしれません。
    自分の感じたものを伝えるつもりで語りましょう。
    描かれている子どもたちの表情も楽しい絵本です。

    投稿日:2010/11/26

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    2
  •  “命を尊ぶこと”を置き去りにしてしまっているような悲しい犯罪が低年齢化してきた頃、あれやこれやと書店で物色し、乱読しました。
     
     しかし、私が理解したとしても果たしてこれを息子をはじめこどもたちにどのように伝えたらよいのか悩んでいた頃に、出会った絵本です。

     小学校4年生を対象に、おこなわれた授業の絵本化と言うことで、一年待って、3年生の時に息子には読みました。
     翌年息子は、また一人で読んでいました。
     今度は、後書きもしっかり読めたようです。

     毎年小学校4年生の“命の授業”の直前のお話し会の時間を共通テーマで「命」としています。
     その時にこれを読んでいます。

     命を「自分の使える時間」と考える日野原先生。
     その時間を、自分のためだけに使うのが、こども。
     人のためにも使うのが、こどもから少しずつ大きくなっていくっていうこと。
     この“命(時間)”を大切に使う事とともに大切なことを後書きに述べらています。
     それは、「こころ」。
     これは、お互いに手を差し伸べ合って、一緒に生きていくこと。
     自らの命も他者の命も尊ぶ心が、育ちますようにと願いながら読んでいます。
     「あとがき」も必ず読み、こどもたちと考え話し合う時間も取っています。

    投稿日:2010/02/06

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    2
  • 「あとがき」までじっくり

    なにも考えてなくても、心臓は動いていく。子どもたちがどういう生き方をするのか、命は何かを考えるきっかけになる作品です。

    「あとかぎ」の『「いのち」は、だれにでも平等にあります。』いのちをどう使うか、を最後に提言してくれています。

    あとがきまでじっくりよんで欲しいです。

    投稿日:2011/08/12

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  • 読み聞かせ

    小学4年生の娘の読み聞かせの時間、学校で読みました。

    95歳の日野原先生のことをすごいと言って単純にびっくりしている子どももいました。

    みんな真剣に聞いていてくれました。

    黒板でチョークの線を描くページのところでは、みんな、「長ーい」と言っていました。

    4年生では、少し早いかとも思いましたが、日野原先生が4年生に話した話なので、ちょうど同じ年の子供たちに読み聞かせしました。

    最後に日野原先生が今年で100歳になられることもみんなに伝えました。

    投稿日:2011/06/24

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  • 命は君たちの持っている時間!

    日野原さんは1911年産まれ、今は2010年ですからもうすぐ100才
    しかも、現役のお医者さん、元気な10才くらいの子供たちに「いのちについて」話しながら学校を回ってられて、この絵本は95才の時に作られました

    4年2組の30人の子供たちは、聴診器で友達の心臓の音を聴きあい。
    「心臓の音が トントン・・・・ トントン・・・・と打つ音を聴いて
    生きている喜びを感じたようですね

    日野原さんは自分の心臓の音をみんなに聴いてもらって 子供と大人の心臓の打つ音の速さが違うといいました

    すごい! 生きる事を大切に 自分のためだけでなく みんなの為にも時間を使ってくださいと話されました

    子供たちは よくわかった事でしょう

    私の母は89才 日野原さんのようには 仕事はできませんが 家の中で 洗濯をして干したり お米をといで ご飯を炊いたりしています。

    母も自分でがんばろうとしていて、息子のために ご飯を炊いているのです。 以前の様に家事はできず耳も、ほとんど聞こえなくなりましたが・・・・ がんばる気持ちはすごいな〜と思います。

    日野原さんは、すごい人だと感動しましたが、人間は産まれて 死を迎えるまで、精一杯生きていこうとするものなのですね!!

    命は君たちの持っている時間だよと日野原さんが言う重みがずしんと心に響きました

    日野原さんの様には伝えられませんが、いつか 絵本を読んで日野原さんの思いを伝えたいと思いました

    投稿日:2010/07/15

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