この奇想天外な始まり!これぞまさに絵本の醍醐味だと思います。
また、館長のメリウェザーさんの対応!!ぶっ飛んでます。
いかにもお堅そうなメリウェザーさん。
‘としょかんのきまりには、ライオンがきたときのことなど、なにもかいていないのです’-そりゃそうです。
ライオンさんの脚立に、ライオンさんのソファーがある図書館だなんて、それはそれは素敵です。
登場人物がみんないい人の絵本には、やっぱり救われます!
‘たまには、ちゃんとしたわけがあって、きまりをまもれないことだってあるです。いくらとしょかんのきまりでもね’
こういった臨機応変さ、現代の大人に欠けてしまっている気がします。
最後のページのメリウェザーさんとライオンさんの顔、読んでいるこちらも思わず心から笑顔になります。