げんきなマドレーヌ」 みんなの声

げんきなマドレーヌ 作・絵:ルドウィッヒ・ベーメルマンス
訳:瀬田 貞二
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1972年11月
ISBN:9784834003628
評価スコア 4.62
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みんなの声 総数 106
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106件見つかりました

  • パリってこんなところ

    確か江國香織さんが小さい頃からこの絵本を読んでいて「パリに憧れていた」と書いていたよ
    うな気がするのですが、小さい頃、この絵本の存在を知らなかった私は、それがとてもうらや
    ましかったです。
    何かをやりたいなあと思う時、どこかに行きたいなあと思う時、そのきっかけがこんなにかわ
    いらしい絵本だったならば、どんなに素敵かしら!マドレーヌちゃんはかわいいし、先生は
    頼もしいし。

    そんなわけで、2歳の娘には読んであげて「ママはここに行ったことがある」「あそこにも」
    と、ついでに自慢して、旅人の種をせっせと蒔いています。
    今のところ、パリよりも、もうちょうえんになることの方が魅力に感じるようで(マドレーヌ
    ちゃんと一緒に暮らす女の子達と一緒ですね)、ちょっと困っています。

    投稿日:2010/02/21

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  • 気持ちわかるなあ☆

    いつも元気なマドレーヌちゃん。
    ネズミだって怖くないし、危ないこともへっちゃらな女の子。

    そんないつも元気なマドレーヌちゃんが夜、大泣きしているんです。
    きっと、みんな大変心配したことでしょう。

    マドレーヌをお見舞いに行った女の子たちは
    きっとびっくりしたことでしょうね。
    素敵な入院生活が羨ましくなるのって
    なんだかわかるから。

    病院から帰った後の女の子たちの表情がみんなむっつりしているのに
    気付いた娘は
    「???なんで?どうしたの?」
    って顔をしていましたが、
    みんな一斉に泣き出す場面になると
    「あぁぁ、なんだ、うらやましいよね!!わかる!」
    ですって。

    クリスマスにプレゼントした中の1冊です。

    投稿日:2009/12/26

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  • マドレーヌちゃんになりきり!

    • ひなぎぬさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳、男の子0歳

    ずっと気になっていたマドレーヌちゃん。
    3歳の娘には、まだ早いのかな?
    う〜ん、でも読んでみたい・・・。
    もっぱら母(わたし)の趣味で選んだ絵本でした。

    パリ、寄宿舎、先生はシスター、この設定についてきてるかな?
    心配しながらの読み聞かせでしたが、大丈夫、心配無用!

    おそらくハテナの多い内容だったでしょうが、面白さがハテナを上回ってぐいぐい引き付けられていました。
    それに、100%理解できる内容じゃなくちゃいけない、っていうのは大人の思い込みかも・・・、と反省しました。
    わからなくても、想像で補って絵本の世界に入る柔らかい心をこどもは持っているのかもしれませんね。

    投稿日:2009/10/08

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  • 入院は、楽しいのかな?

    • ぽにょさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子4歳

    規則正しく生活する女の子達。女の子達の姿が、ほのぼのと、楽しそうなすがたで娘の目に映っているようです。

    盲腸になったマドレーヌのお見舞いに行った子ども達。
    みんな、盲腸になりたがるその訳は…読んでからのお楽しみです。

    盲腸の説明に手惑いましたが、『マドレーヌ』シリーズを読むなら、まずは、この絵本から読むのをお勧めします。

    投稿日:2009/10/06

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  • おしゃれ

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    なぜか医療もののテレビ番組が大好きで、手術のシーンなどには大喜びの娘には、まさにツボな一冊でした。ちょっと聞きなれない言葉や独特な言い回しがあってまだ難しいかな、と思ったのですが、そんなことお構いなしに気に入った様子です。
    私は額に入った絵画のような絵が気に入りました。この絵本の存在は知っていたのですが、きちんと読んだのは初めてだったのです。おしゃれな雰囲気とウィットの効いたおはなしで、どちらかというと大人が好きな絵本かな、と感じました。

    投稿日:2009/09/05

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  • 絵が特に魅力的です。

    マドレーヌはキャラクターとして知っていたくらいで、実際に本を読むのは始めてのことでした。
    まず絵がが他の絵本とは違う魅力があって、引き込まれるようでした。文字は決して多くはないのですが、1ページを読み終わっても子供たちも私もじーっと絵をみていました。
    また、盲腸になったマドレーヌをお見舞いにいった11人の生徒たちが、お花でいっぱいになったお部屋やおなかの傷跡を誇らしげにみせるマドレーヌを羨ましがるという子供ならではの考え方が、子供たちをひきつけたようでした。
    特に女の子には、大人になっても頭に残る本になるとおもいます。

    投稿日:2009/08/25

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  • 気がつかなかった・・・

    日本とは違う習慣が描かれていて、外国のお話って感じが強いかな・・・
    ささっと描かれた女の子達のように見えるけど、なんだかキュート。
    パリの有名な建物や場所が描かれているんですね〜 スゴイ!!

    マドレーヌのエピソードがもっと知りたいって思いました。
    少ししか描かれていないのに なんだか印象に残る元気な女の子。
    とても気になる・・・・

    異文化に触れられた絵本ではないでしょうか。

    投稿日:2009/06/15

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  • 盲腸!?

    • 四パパさん
    • 30代
    • パパ
    • 大阪府
    • 女の子5歳、男の子3歳

    親と離れて寄宿舎で暮らす12人の女の子達の物語というの
    が新鮮なマドレーヌのシリーズ1作目ですが、思いもよら
    ないストーリー展開がとにかく面白いんです!
    主人公が盲腸になる!→入院→お見舞い先の何でも揃って
    いる病室を皆が羨ましがる→しかもマドレーヌは皆に傷口を
    みせて誇らしげ→残りの11人が盲腸に・・・
    何とも意外なお話がほんとに可愛らしく描かれています。

    また寄宿舎で共同生活する設定やら、盲腸やらが出てくる
    のが新鮮だったこともあるのか、最近あまりなかった娘の
    「何で?どうして?」が久々に多くて、意外な話に新しい
    刺激を受けたのかなと思いました。

    お気に入りの場面
    娘:久々に「何で?どうして?」の質問攻めでした
    息子:各ページでマドレーヌがどれかを探します
    僕:皆に傷口をみせて誇らしげなマドレーヌ

    投稿日:2009/06/10

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  • 素敵な雑さ加減。

    マドレーヌ絵本の魅力はいろいろありますが、このカラッとした奔放さが全ての雰囲気を良くしているのではないかと思います。
    例えば、これはマドレーヌが盲腸で入院する話なのに、タイトルは「げんきなマドレーヌ」
    このあたりからしてもうすでに人を食っています!
    内容も負けじとユニーク。
    それも日本とは一味違った、まさにフランス!と言った、絵と共に大雑把なのになぜか洒落っ気のある面白さがあり、とても楽しい気分になります。
    ではどの辺が大雑把なのか。
    それは女の子達がマドレーヌのお見舞いから屋敷に帰ってパンを食べるシーンをよく見ればわかりますよ。

    投稿日:2009/06/01

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  • 不思議な魅力

    • ほしのさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子3歳、男の子1歳

    まず、最初に思ったのが、「文が少ない〜でした」
    一般的な絵本のサイズからして、すごーく大きなサイズの絵本で、でも、1ページごとの文は少ないです。
    リズミカルな文章で、気持ちがいいです。
    娘は、一度読んでもらっただけで、気に入って、自分で声を出して読むのも大好き。
    時々ページを開いて持ってきて、ここ何て書いてあるの?ときいてくるので読んでやると、一生懸命、文をまるごと暗記しています。

    深く考えると3歳児には難しい内容ですが、何故?なんて疑問も持たずに娘は楽しんでいます。
    もう少し大きくなったら、どうして両親と一緒に暮らしていないのか?などの疑問も持ち始めるかも?

    ところで、12人の女の子がみんなよく似ています。というより、マドレーヌが、ページによって髪型も違うし、どこにマドレーヌがいるの?
    そして、12人の筈が13人だったり、マドレーヌが入院して11人の筈が12人いたり、???な絵本なんだけど、不思議な魅力を感じます。

    1939年のアメリカの絵本なんですね。同じ年に、アメリカでは映画「風と共に去りぬ」が公開され、世界史的には第二次世界大戦が始まった年なんですが、その頃日本はどんなだったのかなと考えると、こういう絵本が当時作られたアメリカってすごいなと思うし、フランスでも、こういうゆったりとした生活があって、かつ傷病兵が出てくるのは、戦争というものが身近な所にあったんだなと、感じます。
    「むねのいたむ」のは、怪我をした人、だからではなく、戦争で怪我をした人だからなんですね。そんなことが分かるのは、ある程度大人になってからでしょうね。
    大人は子どもとは違った魅力を感じる絵本かもしれませんね。

    投稿日:2009/05/10

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