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あな」 みんなの声

あな 作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1983年03月
ISBN:9784834009217
評価スコア 4.43
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みんなの声 総数 115
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115件見つかりました

  • 哲学的だなぁ

    • ほしのさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子3歳、男の子1歳

    この絵本、私が子どものとき、幼稚園の月刊絵本で配布されたものです。
    当時、大のお気に入り絵本でした。

    妹のゆきこが持っているスヌーピーらしき犬のぬいぐるみ、あれと同じようなものを当時の私は持っていて、だからその場面が嬉しかった。
    今にして思うと、作者が谷川俊太郎さんなので、谷川さんがスヌーピーのコミックを訳されているので、お遊びなのか敬意なのかで、人形が登場しているのかも?と思います。深読み?

    虫が苦手な私が、穴の中で虫がトンネルを掘って出て来るのも楽しかった。

    でも、当時の記憶を呼び起こし、何が好きなのか、何が面白いのかときかれれば、答えるのは難しい。好きだから好き。面白いから面白い、ただそれだけ。
    あえていえば、意味も無く穴を掘るのが羨ましかったかな。

    大人になって読んでみると、やっぱり面白い本だなと思う。
    そして、やっぱり、どこが面白いのかを説明するのは難しいです。
    ただ、哲学的だなぁ、と感じるのです。どこがどうと聞かれても困りますが。

    娘は、この本が好きみたいですが、まだ分かりにくいみたいです。
    最後にひろしが穴を埋めるところで、「なんでうめるん?」ときかれて、ついつい「ろくべえが落ちたら大変でしょ」と答えてしまいます。我が家ではいつの間にか、この本と「ろくべえまっていろよ」がセットになってしまっています。
    いや、実際、穴をそのままにしていたら危ないし、埋めなきゃいけないけど、ひろしが穴を埋めたのは、「ぼくのあな」だからなんですよね。その辺りが哲学的というか、娘に説明するのが難しい。
    ろくべえが落ちたら大変なんて、そんな答え方、本当はだめなんでしょうね。

    この本は、私の思い入れがとても強いこともあって、何歳のお子さんに読んだ感想かは、今の娘の年齢でなく、当時読んだ私の年齢にしました。

    投稿日:2009/01/23

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  • 子どもはあなをほる生き物☆

    息子も大きなシャベルで胸くらいまでの穴を掘りました。
    この、絵本に登場する男の子のようにさわやかにではなく、力いっぱい泥だらけになりながら汗をかきかき掘りました。

    出られなくなるかもという気持ちになったので終了。
    もちろん絵本と同様、穴は埋めさせました。

    絵本では、土の中の小さな虫たちが見え隠れしたり、空を飛ぶチョウがいたり、ひんやりした土の感触を楽しんでいます。

    本当に穴をほることができない環境の子どもたちにとっては疑似体験できる面白い絵本だと思います。

    投稿日:2008/11/26

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  • 表紙の絵

    • Yuayaさん
    • 20代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子5歳、女の子3歳

    日曜日の朝、することがなかったので穴を掘り始めた男の子のお話。
    お母さんや妹たちがやってきてもひたすら穴を掘る男の子。
    自分の背丈よりも深く掘り・・・

    一体何をするんだろうと思えば・・・^^;
    客観視すると何がおもしろいんだろう??って事なんですけど、本人にとってはとても新鮮で楽しいものなんでしょうね!
    その気持ちはよくわかります。

    息子は穴を掘るのが大好きなので、深く掘られていく穴に「すげー!」と目をキラキラさせてましたw
    どんどん深く掘られる穴って結構ロマンを感じますもんね(って私だけ?w)
    子供ってどこまで深く穴を掘れるか!とかどれだけ大きな砂山を作れるか!みたいな事で熱く夢中になったりしますもんね。

    表紙と裏表紙の絵に感動!
    この絵本を読むまで気付かなかったんですが、表紙は穴の中から見るお空なんですね!
    裏表紙は外から覗いた穴。
    息子と一緒に頭に上に表紙の絵を持ってきて「見てみて!穴の中にいるみたい!」って言ってみたら「本当だ〜!すげーすげー!」と感動してくれました。

    ほのぼの。慌しい時に読むとのんびりした気持ちになれそうな一冊でした。

    投稿日:2008/11/09

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  • のんびりと空を見上げたくなる

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    ある日、穴をほってみる。
    青い空を見上げて、穴に入る。のぞきにきた家族と話をする。

    それだけといえばそれだけのお話ですけれど、
    することがないから穴をほるというのは、
    子供ならではの贅沢な時間の使い方であり、楽しみ方だと思います。

    短くリズムがいい谷川さんの文章に、想像力が膨らみます。
    外に出て空を見上げて、土のにおいをかいで
    のんびりしたくなるような一冊です。

    投稿日:2008/10/28

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  • 不思議な後味

    にちようびのあさ、何もすることがなくて
    ひろしはあなを掘り出した。

    あなを掘っていると、いろいろな人が
    話しかけてくる。
    でもあなを掘ったら、何をするとか
    そういのうのは一切ナシ。
    特に目的はないけど、堀った後の達成感がある。
    あなから見た景色がそのご褒美だったのかな。
    なんとも言えない印象の絵本です。

    投稿日:2008/10/06

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  • ゆっくりと時間が流れます

    • ミトミさん
    • 30代
    • ママ
    • 岐阜県
    • 女の子9歳、女の子7歳、男の子0歳

    日曜日の朝、何もすることがない主人公が「穴を掘る」お話です。

    ただ掘り続けていくだけなのですが、
    その単純なくり返しが、子供には面白いようです。

    穴の中から見る空は、いつもの空となんだか違って見えたり、
    そんななんでもないことを教えてくれます。

    何でも急がせてしまう大人に、ゆっくりとした時間を教えてくれます。

    投稿日:2008/09/15

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  • 子どもの心で

    「にちようびのあさ、なにも することがなかったので、ひろしは あなを ほりはじめた。」の一文で始まるこの絵本。子どもって、本当にこんな理由で、突飛もないことをやり始めるんですよね! 子どもの世界をよく表わしている一文だな、と感動したのですが、さらに・・・ちょうど最近、手紙や詩を書くことの楽しさに目覚めた娘の文章が、本当にこのとおりのリズムで、句読点の切り方も、言葉選びも、まさにそのもの、といった感じなのです。以前、みなさんのレビューの中で、お母さん自身が読んだときには、気づかなかったけれど、お子さんが声に出して読んでみた時に、本当に子どもが話すように、句読点の息継ぎも自然で、読みやすく、わかりやすい言葉で書かれていることに気づいた、というようなコメントがあったのを覚えていますが、子どもといっしょに読んでみて、あるいは、子どもが読み書きができるようになって初めて、本当の意味での、絵本の素晴らしさや、作家の偉大さに気づくということもありますね。谷川さんの文章は、余分なものをすべてそぎ落とし、「子どもの気持ちになって」なんていう生半可なものではなく、真実、「子どもの心で」書かれたものなんだな、ということを、我が子の詩を通して教えられたような気がしました。この絵本と出会ったのが、5年前だったら、多分、私はこの絵本のよさが何もわからずに、心に残ることもないまま、忘れ去っていただろうな、と思います。
    「あなのなかから みる そらは、いつもより もっと あおく もっと たかく おもえた。」という一文にも、目の裏がジーンと熱くなってしまいました。なんだか子どものころの感覚が戻ってきたように感じて、逆に、今日は窓の外の青空が近く思えました。
    そっと見守ってあげている両親もすてきですね。娘にも、穴掘りに限らず、こんな時間を存分に楽しませてあげたいな、と思います。

    投稿日:2008/08/16

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  • ミミズだと思ってました

    • ぽにょさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳

    何もすることがなくて穴を掘り始めたひろしくん。その発想が面白い。
    ひたすら穴を掘るひろしくんですが、娘の気を引いたのは、ひろしくんの穴に近づいてくるミミズさんでした。「ミミズさんが来たぞ!?」「ああっ!ひろしくんに近づいて・・・。」「ミミズさんが出てきたー!!」と思った瞬間、実はいもむしだったと知って少々ショックを受けていました。
    穴を掘って埋めるひろしくんの1日ですが、ぼんやりしたい時にふと読むと、なんだか穴掘りをしてみたくなる絵本でした。

    投稿日:2008/07/10

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  • 子供達のお気に入り

    • ひいこたんさん
    • 30代
    • ママ
    • 福井県
    • 女の子10歳、男の子7歳、男の子5歳

    1度、投稿したのですが、1年たった今でも子供のお気に入りでよく読みます。
    今まで、読んでと本を持って来ていた1番下の息子が、4人目妊娠中の私のところへ来て、『赤ちゃんに読んであげる』と読み聞かせをしてくれます。
    本の内容自体は、親の私には???なところだらけの『あな』ですが、1ページごとの文章も短く、簡単なので、子供は大好きす。

    私にとっては、末っ子の息子のお兄ちゃんな一面を見ることが出来た1冊なので、大切にしてあげたい本です。

    投稿日:2008/07/09

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  • 子どもははまる

    題の通り、こどもがはまって私は?でした。
    大人って物語をもとめつつ。、結論も求めてしまいますよね。

    だから、私はこの本がいろいろ考えることがあるとは思うけどあせた気持ちで読んでいたので何も感じずでした。

    子どもははまって何回も読んでといいますが、こどもが理解できる独特の本であって、想像がどんどん膨らんでいく本ですよね。

    お母さんは何してるの?とやってることを聞き、お父さんはゆっくりやれと本文でありますが、現実はまさにその通りです。
    こどもがしたいことをさせてあげてないのは、母親の方が多いかな?と思いました。
    遊びに関してですが。。。私は自分ではダメなどは少ないと思っていたのですが、やはり言ってるかも。。。と改めて痛感しました。

    投稿日:2008/06/19

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