息子が産まれた時にお祝いで頂いた本です。
私自身は読んだことがなかったけれど、お話会なんかで読み聞かせがあったり、どうもとっても有名らしいと後々知って…。
でも最初のうちは絵もダイナミックだけど可愛らしくもないし、ストーリーもなんだかちょっと怖い感じで、終わり方も唐突だし、何が面白いのかさっぱり…と思っていました。
息子に読み聞かせてもあまり反応もなかったので2歳くらいまでは本棚にただあるだけの状態に。
しかし、保育園に通い始めて園で見かけたのか、息子が2歳半になって「がらがらどんが○○組さんにあってなー」と話しだしました。
家にもあるよ、と早速読み聞かせると…。
もうどんぴしゃり。
毎日読んでと言ってくるように。
シンプルで分かりやすいストーリーと、抑揚のある感じが気持ちに響くのでしょうか?
トロルを単純明快にやっつけちゃう感じがすっきりするのでしょうか?
よくわからないけれど大好きです。
トロルを倒すシーンなんて、文章的には結構えげつないと大人は感じるのですが、息子は「全然怖くないよ?」と一向に気にしてない様子。
むしろ、隣で聞いていた夫の方が「それ、いいの?」とギョッとしていました(笑)
何にせよ。
とにかく子どもの心をつかむ本です。
大人の趣味で絵本をより好みしちゃいけないなあと改めて感じました。