初めて読んだとき、なんて文章の流れがきれいなんだろう、と感心し、
裏表紙を見たら「詩の絵本」と書かれていて納得。
他の、お話がしっかりある絵本と比べると、内容は薄いです。
それでも、こんな風にきれいな流れの文章は、読んでいても
気持ちいいですし、立て続けに読まされてもあまり苦になりません。
寝ぼけたねずみが「にゃおーん」と鳴いたり、
寝ぼけたネコが「ワン」と吠えたり、
寝ぼけた犬が「ちゅう」と鳴いたりするのは
息子には楽しいようで笑っていました。
時々、言葉の悪い絵本もありますから、こういう絵本が一冊
本棚にあってもいいと思います。