5歳の猫といっしょに住んでいるおばあさん。
5歳のねこくんにさそわれてもいつも
「99歳らしくないからそんなことはしない」
といって一緒に遊びません。
ある日5歳のねこくんがお誕生日のろうそくを5本にしてしまったことからおばあさんは自分は5歳ということで納得させて
ねこくんといろんな冒険をするようになりました。
ねこくんはおばあさんと一緒に遊ぶことができてとてもうれしかったと思います。そしておばあさんも今までできないと思っていたことができて世界がひろがったのだと思います。
この本を見て、私が普段子どもにさそわれてもしていない部分があることを暗に教えてくれているように感じて私も世界を広げてみないとという気になりました。最後にねこくんが「来年のケーキ5歳ならつくれないかもね」っていうところがなかなかするどいねこくんだなと面白くなりました。
さのようこさんの本はいつもいろいろなメッセージがあるようで好きです。いつも後々まで考えてしまう本です。