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おおきな きが ほしい」 みんなの声

おおきな きが ほしい 作:佐藤 さとる
絵:村上 勉
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1971年01月
ISBN:9784033301501
評価スコア 4.82
評価ランキング 214
みんなの声 総数 153
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153件見つかりました

  • 台所の前の張り出した屋根(軒)が好き

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    「大きな木がほしい」はいつ読んでも素敵なお話ですが、私は読み手としてやっぱり新緑の季節に読みたく
    なります。
    子どもの頃から大好きな作品ですが、近いうちにお話会で使いたいなと思って、本当に久しぶりに読み直し
    ました。
    何度読んでもいくつになっても、やっぱりこの作品の世界は素敵だな〜と思いました。
    とても40年以上も前に作られた作品とは思えません。

    佐藤悟さんの夢のような《大きな木》の話に、佐藤さんとのコンビも長い村上勉さんの挿絵とで、素晴らしい
    コラボを魅せてくれています。

    この、大きな木にかけられた梯子も素敵ですが、
    ぼくに部屋の台所の前にいい感じに張り出している黄色と白(少し奥にピンクと赤の縞々のもあります)の
    出窓のような屋根(軒?)が、子どもの頃から私のお気に入りのアイテムです。

    少々文章は長めですが、とても夢のある素敵なお話なので、聞き手はそんなに長いものとは感じないんじゃ
    ないでしょうか?4,5歳くらいから小学校中学年くらいまでお薦めです。

    投稿日:2012/03/18

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    1
  • 空想の力

    • のきこさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子6か月

    わたしの住んでいる市では、記念樹として、蜜柑、ブルーベリー、柿の中から好きなものをくれます。
    柿は既に実家にあるし、ブルーベリーはちょっと樹として物足りないのでは、と思って蜜柑の木をもらいました。アパートでは、植えられないからと実家に持っていく予定でした。
    それが・・・なぜかまだアパートのベランダに。
    一旦は葉が全部落ちてしまって、枯れてしまったかと思って慌てたけれど、どうやらまた若葉が芽吹いてきました。
    結構生命力が強いのが感動的です。


    木、というと「おおきなきがほしい」の絵本を思い浮かべます。

    「おおきなきがほしい」(さとうさとる)



    自分が子供の時にも読んで、今読んでも楽しい絵本のロングセラー。
    話は、単純で、主人公のかおるが、「こんなきがあったらいいのになぁ」とただひたすら空想を広げていくだけ。でも、それが読んでいる人間にとても楽しい。
    木にはしごをかけて登っていくと、そこには秘密基地のような自分だけの小屋が。小屋の中ではホットケーキだって焼くことができます。お客さんは、せみやとんぼ、りすや小鳥。妹だって入れてやってもいい。

    かおるは自分の空想をお母さんに聞かせ、お母さんはそれを微笑ましく聞いているけれど、妹が大きくなって、妹にも聞かせるようになったら、また面白いかもしれない。空想の中のことなのに、その内容で喧嘩が始まったり。
    そんな場面が眼に浮かぶようです。

    ラストは、そんな夢を実現すべく実際に木を植えて水やりをしている場面で終わります。お話としての体裁からはあった方がいいけれど、なくても構わない。なんといっても、圧巻は、こんなきがほしいという空想の中身に魅力があるので。

    この絵本を読むと、空想の持つ豊かさとその力に感動させられてしまいます。自分の夢を描けるってこんなにも素晴らしい。

    「ふしぎなきいろいながぐつ」もそうだけれど、佐藤さとるさんという作家は、日常生活のちょっとした不思議をすくいあげて作品に仕立てるのが、とても上手な人なんだと思います。


    そして、この本は、読んだだけでは終わらない楽しみがあるのです。

    読み聞かせをした後、自分だったらこんなきがほしい、と絵にする楽しみがあるのです。ひとりで描くのもいいし、誰かと一緒に描くのもいい。それこそ、強制されないでも喜んで自分だけの木を描いてくれることと思います。

    私自身は、絵を描きこそしませんでしたが、絵本の木の絵を全部カラーコピーして、縦に繋ぎ合わせてみました。繋げると壮観でなかなか楽しめました。



    いつか、自分の子供のために、将来木登りができるような大きな木を植えてあげて、この本を読み聞かせてあげるのが今から楽しみです。
    でも、その楽しさが分かるのもまだまだ先のことだなぁ。

    取り敢えず、ミカンの木が枯れないうちに実家に植え替えるのが先決でしょうか。

    投稿日:2010/08/31

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  • 夢が膨らみます♪

    実はこの絵本、知り合いのお姉さんに頂いたお下がりの中に入っていた物です。かなり気に入って読み込みました。そしていつしか高校生になり近所の小学生へと受け継がれて行きました。時が経ち、主人と知り合って子どもの頃に読んだ絵本の話になりました。目をキラキラ輝かせて語る絵本こそ、この絵本だったのです。

    いつか子どもを持った時にそのエピソード付きで読んであげたいと早速本屋さんで買い直しました。

    細部までじっくり見たくなるお部屋や景色。
    こんな木があったら毎日楽しいだろうな。
    読むと言うより妄想してる時間の方が長かったかも(笑)
    娘も読み聞かせの後はページをペラペラとめくって、気になった所でじっくり見たりして惹きこまれてます。

    私達夫婦の思い出の絵本が子ども達の思い出になったら嬉しいな。

    投稿日:2009/09/26

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  • 夢を夢で終わらせない

    娘は、2歳の頃から、毎朝公園に行くたび、りんごの木に友達といっしょに登るのを楽しみにしていました。ちょうど、かおるの木の、枝が3本に分かれている場所のように(小屋を建てることはできませんが!)安定感があり、小さな子どもが3人くらいで腰掛けられるスペースがあり、秋になると、枝から青りんごをもぎとって、さくっといい音を立てながら食べていました。あの木の上に座っているときの娘の幸せそうな顔といったら・・・。この絵本を読みながら、娘が小さい頃にそんな特別な木と出会えたことをとても嬉しく思いました。
    子どもの空想の世界をのびのびと描いた素晴らしい作品ですが、夢を夢で終わらせず、実際に木を植えて、夢を育てるお父さんもまた、本当に素敵だと思いました。私は、と言うと、かおるのお母さんのように、「ごめんね、ちょっと今忙しくて」と、その場でゆっくり娘の話を聞いてあげられないことのほうが多く、もっと娘の夢を大切に育んであげる心をもたなければ、と思いました。
    娘は、かおるの木にやってくる鳥たちを見ながら、「これが、かけすかなあ?2羽だけ、羽の色が青いよ。やまがらは、何羽いるか、数えてみる! 1,2,3,4・・・」と、1羽1羽確かめたり、かおるの小屋に舞い込んできた落ち葉を見て、「わあ、この黄色いのが、イチョウの葉っぱ!」と、嬉しそうにしていました。うちの裏庭にも、大きな松の木があり、りすやたぬきの遊び場になっていますが、「かおるみたいに登ってみたい?」と娘に聞いてみると、「ううん。りすを捕まえたいだけ!」との答えが返ってきました。

    投稿日:2008/11/20

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    1
  • こんな家が欲しい!!

    こんな家が欲しい!!と、幼い頃何度も何度も読んだ絵本です。
    今、手にしているこの絵本は、私が幼いころに買ってもらった絵本。
    宝物です。それを3人の子供が読んでいる。幸せです。


    大きな木に動物たちの集まる素敵な家です。
    上に上がるごとにどんどん夢も広がります。
    四季折々の情景が見事に写し出されています。

    中でも、ホットケーキを焼く場面が私は大好きでした。
    当時、朝食はいつもご飯とお味噌汁だった我が家でしたので。

    3人の子どもたちも、大きな木を読んで、目を輝かせています。
    想像する楽しさを味わっています。

    ぜひ手元に置いておきたい1冊です。

    投稿日:2008/10/13

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  • 何年経っても良い

    絵本クラブ対象

    子供のころ読んですごくすごく気に入った私。
    子ども心に、こんなところあったらいいのに!!
    裏山にこんなの作れるかなあ??と真剣に思っていた子供時代にタイムスリップしちゃう絵本です。
    当時の私にとって、絵本を縦にして読むっていうのもすごい珍しかったんですよね^^;

    子供のころに気に入っていた絵本だからこそ、
    子供が大きくなったら、いつか絶対に読もうと思っていました。

    ついにその夢が実現。
    子供もやっぱうわあ、すごい〜と、その壮大な木の大きさ&夢に喜んでいました。

    でもよく考えてみると、今の時代、そして私の住んでいるまわりって、こんな夢が実現できそうな木が植わっている場所とかないんですよね・・・

    子供のころの私のように、現実と想像の世界がいったりきたりできるような場所があったら、
    このお話ってもっともっと面白くてしょうがないだろうに・・・
    とも思ってしまいました。

    とはいえ、この絵本の良さは何年経っても変わらず素晴らしいです!

    投稿日:2008/05/01

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  • 木を登る楽しさ

    • らずりさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    上の娘が4歳くらいの頃に読みました。
    当時の娘には、かなり文章量が多かったと思うのですが、でもとてもお気に入りとなり、しばらくの間は毎晩のように読んでいました。

    木を登るというだけでもドキドキするできごとなのに、その上に自分の部屋があるなんて!
    お料理もできる、秘密の空間…とても魅力的ですよね。

    娘たちも、自分だけの大きな木を欲しがりました。
    どんな木がいいか、どんな部屋にするかを絵に描いてみたり、「まてばしい」の木がどんななのか、幼稚園の先生に訊いてみたり。
    あと、かおるの木の見取り図も大好きで、お話と同時進行で指で辿ってみたりしていました。

    娘たちの心の中の「想像」という名の木も、どうかスクスクと育って欲しいな、とこの本を読むたびに思います。

    投稿日:2007/07/04

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  • なつかしい感じがします

    • PIROさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    文章が多かったので、私がじっくりと読みました。

    子どもの想像力って、こういう感じ。
    私も少しはこの本のような夢みたいなものを考えたことがありました。
    それを思い出してとても懐かしい感じがしました。

    この絵本のかおるくんは、自分の考えた「大きな木」を
    細かく詳しく表現していてすばらしいと思いました。
    絵も書いてみようなんて、何か発明でもしそうですね。
    この「大きな木」も十分すばらしい発明ですし。

    現代の子ども達も、かおるくんのように、ゆったりとおおきな夢を持って、自信を持って回りに伝えて欲しいと思います。
    そして、私たち大人はしっかりと受け止めてあげなくてはいけませんね。

    投稿日:2007/04/20

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  • 夢のツリーハウス。

    「おおきな おおきな 木が あると いいな。ねえ おかあさん。」で始まる物語。
    ページをめくっていくと、かおるが考える、大きな、大きな、素敵な木が描かれます。

    大人も子どもも、一度は憧れる(のではないでしょうか)ツリーハウス。佐藤さとるさんと村上勉さんが描くツリーハウスは、とても素敵で、引き込まれます。

    文章が長いので読み応えがあり、大きな子どもは自分でじっくりと、小さな子どもはお話をしながらゆっくりと、楽しめます。

    世界が膨らむ、色褪せない、一冊だと思いました。

    投稿日:2024/11/24

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  • 空想が広がる素敵なお話

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    ぼく「かおる」の空想がどこまでも広がっていく素敵なお話です。
    教室での読み聞かせ用に大型絵本を探していて、まずは普通のサイズで下読みしてみました。
    約12分かかります。
    読み聞かせに慣れていない低学年だと、途中で飽きてしまう子供がいるかもしれないと思いました。
    でもとても魅力的な絵本なので、機会があれば読み聞かせしたいです。

    投稿日:2021/03/30

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