先日、息子とお友達の女の子が引越しすることになり、この本をその親子にプレゼントしました。
〔これから先何度もある引越しに、この本で乗り越えていけたらと思ったよ、明日への勇気がわいたよ。〕とお返事をいただきました。
新しい町、新しい友達、慣れるまでは、大人でもドキドキですよね。引越ししてきた女の子に、はじめてお友達ができるまでのお話です。〔とんことり〕ということばはとても意味のある音になります。いつのまにか〔とんことり〕の音が聞こえるのを、こちらまで待っている気分になります。
主人公の女の子の背景をよ〜く観察すると、新しくできるお友達はどこかから主人公のことを見ている様子を見つけることが出来ます。そんな細かいところまでわかると、よりいっそう愛しく感じ、ぐっとくるものがありますよ。