「ぼちぼちいこか」 みんなの声

関西弁のリズムが最高！読む私ものって読めるし、聞く方の子どもは大爆笑！何度も読むうち、読みのコツも分かってきたような、、、、。とても楽しい本だと思います。

かば君の関西弁につられて思わず買っちゃいました。

自分が関西弁なので、なんだか読みやすく
どんなに失敗しても「ぼちぼちいこか〜。」って、かば君を
思わず応援したくなります。

でもあまりに、体型の事で失敗しすぎかなとも思います。
体型で夢が次々に壊れてしまうと
体型で人を差別する風潮がのさばる様な気がします。
まあそれでも本人が「ぼちぼちいこか。」って
気にしてないのが救いですが・・・。

失敗しても失敗しても立ち直って夢を見続けられるそんな風に
娘にも生きて欲しいです。

もともと海外の絵本ですが、本国では日本ほど大ベストセラーにはならなかったそうです。
関西弁での訳が日本ではハマり、ベストセラーになったのだとか。なるほどな、と納得できます。
私は関西出身ではないので、正しい関西弁で読めているのかな？と思うのですが、娘は喜んでくれます。

そういうエピソードは別として、内容も楽しめる本です。
大人になってからのほうが「かばくん、がんばれ！」という気持ちに共感できるようなりました（笑）

初めて読んだ時は、子供はもちろんゲラゲラ。生まれも育ちも関西の私はツボにハマってしまい、読みながらフフッと笑ってしまいました。
ウチの子供が大好きなセリフが「ひしゃげてもた」
普段でも、「ひしゃげてもたわ」と連発しています。

開くとすぐにオチが見えてしまうのが難点ですが、ちょっと凹んだ時なんかに読むと「ぼちぼちいこかぁ」とほのぼのします。
私も子供も大好きな絵本です。

関東で生まれ育った私が読んでも
たぶん我が家の子供たちにこの絵本の良さは伝わらないのが残念。
いつか優しい関西弁の語り手に出会えればいいのだけれど。

「ぼちぼちいこか」素敵な言葉ですね。
こんな言葉を持つ文化が少し羨ましい。
疲れたお父さんにも、じんわり優しい絵本かもしれませんよ。

６歳の子供がげらげら笑いながら読んでいました。
今は今でおもしろくていいし、そして大きくなって「あかんかったわ」っていうときに、この本を思い出して「ま、ぼちぼちいこか」と思ってくれるといいな。
だから、家に常備しておきたい本です。

つらい出来事が続いた時に、子供が図書館で借りてきて読んだのを思い出しました。何が何でもがんばらなくてはと、思い込んでいたこともあり、なんか肩の力が抜け本の通りぼちぼちいこかと思いました。何事も焦らずにですね。いまはまい本を購入しました。子供たちにもかばのように、いろいろチャレンジしてぼちぼちいこかと思えるよう見守っていきたいです。この本を見つけてくれた子供に感謝です。

関西弁で訳しているところが大成功です。
失敗も明るく前向きに、いわば強引に丸く収めるところが
関西文化にマッチしたのかもしれませんね。
関西人にとってはとても読みやすく、普通に読んでもリズムができて、
おまけに子どもに受けますから読み手にもうれしい絵本です。
カバくんの発想も味があっていいです。
「ぼちぼちいこか」というせりふは、
普段絵本なんて、と言う大人にも受けました。

大阪出身の私が、結婚して長野県の保育園でこの本を読み聞かせました。年長さん年中さんはネイティブの大阪弁に子供たちはおおうけ！「ぼちぼちいこか〜」とみんなが連発していました。途中で「どう有意味？？」と聞いてくる子もいて「大阪弁ておもしろい！」などと、とても楽しんでくれました。年少さんは意味はわからないものの、不思議なイントネーションや言葉に大笑いしていました。他の先生方は「やっぱり本物の読み方は違うね〜」といってました。

やることなすこと失敗ばかりのカバ君 …でも､､､
『肩の力を抜いてゆっくりやろうよ
　ま ぼちぼちいこか ということや』