これからの季節に開くと楽しい一冊。
後書きの言葉を借りれば、
《むだのない、やさしい明瞭な文章、単純明瞭な楽しい挿絵のこの本は、幼いこどもの心になんの抵抗もなく受け入れられ、自然界を支配している基本的な事実が無理なく理解されていくでしょう。》
初めて、この絵本を読んだときは幼かった息子。
散歩には、道の草を引っ張って、根っこの観察をしていました。
家の前の寄せ植えも、引っ張ろうとした時には慌てましたが、犠牲になってもらったお花もあります。
親の私が読んでも、根の特徴がそれぞれであることに驚き、新しい事を知る楽しさがありました。
『お日様と空気と土にありがとう』って思える初歩的科学本だと思います。