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ちいさなもみのき」 みんなの声

ちいさなもみのき 作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:バーバラ・クーニー
訳:上條 由美子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:1993年10月
ISBN:9784834011623
評価スコア 4.72
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みんなの声 総数 46
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46件見つかりました

  • ほんとうにいいお話・・・

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳

    静謐で心温まるクリスマスのもみの木のお話です。

    もみの木を取り囲む四季の描写が美しい。
    歩けない男の子にもみの木を運ぶお父さんの心も愛に満ちています。
    そしてきれいに飾られたもみの木の可愛らしいこと。

    クリスマスになるとその男の子の家にツリーとして運ばれるもみの木。
    ある年、誰も来ずひとりぼっち・・・・
    こちらまで寂しくなり、そして少年の身を案じました。
    物語にぐっと引き込まれています。
    そして・・・ラストの雪の森の中、子供たちが現れるようすの美しいこと。
    心が洗われるようないいお話でした。

    少年の心配をしながら、我が家でも毎年ツリーの飾り付けをするときに
    「今年もぶじに過ごせて、子供が成長し、こうしてツリーを飾れる喜び」を感じて
    いたので、そんなことをまた思わされました。

    本来の意味でのクリスマスの心に寄り添う、素晴らしい絵本ですね。
    (ただ・・・音痴なので、楽譜が読めないのがちょっと残念でした。笑)

    投稿日:2009/12/02

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  • 読み継がれていってほしい

    クリスマス絵本の定番のように登場する本だと思います。

    絵も美しいですし、誌的な文章も美しいと思います。足の悪い子どものために、もみの木を運んでツリーを作る場面に温かさを感じました。

    日本では、クリスマスというとケーキだったりプレゼントだったり、ライトアップだったりと、派手なイメージがあるのですが、この絵本に描かれているのは、生活の中に根付いている様子でした。

    最近は、華やかなクリスマス絵本が多いと思うので、こういう絵本は貴重だし、読み継がれていってほしいものたど思います。

    投稿日:2008/12/17

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  • 大人向けクリスマス絵本

    クリスマスを通して男の子の成長、男の子の親の愛情を感じる絵本でした。
    商業的な要素が強いクリスマス。
    でもこの絵本でのクリスマスは崇高な感じで、
    心が引き締まるような気分になります。
    教会で賛美歌を聞く時のように・・・

    そういう意味では大人向けのクリスマス絵本かなあと思いました。
    そして子供にもぜひにそういった気分を味わってほしいと思うので、
    こういった絵本は読んであげたいなあと思いました♪

    投稿日:2009/01/05

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  • 静謐な雰囲気

    とても静謐な雰囲気がただようクリスマス絵本です。

    主人公は、小さな一本のもみの木。
    種から芽吹いて7回目の冬が来たある日、男の人がやってきます。
    足が悪くベッドから出たことさえない小さな息子の部屋に飾るクリスマスツリーになってもらうために・・・。

    お話の中では、長い月日が流れます。静かに、静かに。
    クリスマスを迎えるたびに、クリスマスキャロルの歌が譜面とともに出てくるのも雰囲気を盛り上げます。

    そして、このもみの木が冬にはクリスマスツリーの役目をするようになって3年目の冬の奇跡・・・心を打たれます。

    文章がマーガレット・ワイズ・ブラウンさん、挿絵がバーバラ・クーニーさんと、いずれも素敵な絵本を作られる方なので、期待して手に取ったのですが、ほんとに期待通りの素敵な絵本でした。

    投稿日:2008/12/17

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  • ちいさな奇跡のものがたり

    静かなクリスマスのおはなしです。

    ひとりぼっちで寂しい小さなもみのき。
    生まれてから一度も歩いたことも外にでたこともない男の子。
    その出会いが、一つの大きな奇跡を生みました。


    毎年きていたおとこのひとがこなくなったとき、
    「まさか、男の子はもう・・・」と思いながら読みました。
    息子も、うっすらと目に涙でした。


    最後の奇跡を目にしたとき、息子も本当にうれしそうに、
    ほーっとひといきため息をつきました。

    眠る前にも、この絵本のことを思い出したのか、
    「あの男の子、あるけるようになって、よかったね」
    と、つぶやいていました。
    よほど心にのこったのでしょう。

    にぎやかな楽しいクリスマスの絵本も好きですが、
    こんな静かなお話をよみながらすごすクリスマスも素敵です。

    投稿日:2008/11/30

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  • じ〜〜ん!

    小さなもみの木と足の悪い男の子のお話です。
    毎年、ある小さなもみの木は足の悪い男の子の家で冬をすごします。そして、春になると森へ帰り、また翌年男の子の家へと向かいます。
    が、ある年いつも迎えにくるお父さんがきません。
    その代わりに来たのは・・・!

    もみの木の思い、お父さんの思い、そして男の子の思い。
    それがステキな文章と絵で描かれています。

    一見地味なような本にみえますが、じ〜〜んと心に入ってくるんです。
    お話の中には楽譜もついていて、子どもたちと一緒に歌ってしまいます

    クリスマスプレゼントにしたい絵本です。

    息子には3歳のころから読んでいます。

    投稿日:2008/11/22

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  • 心が暖まります

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    マーガレット・ワイズ・ブラウンの文、バーバラ・クーニーの絵による1954年の作品です。

    足が不自由な息子のために、お父さんは毎年クリスマスに森の小さなもみの木を運んで、息子の部屋のクルスマスツリーとして飾ります。
    また、春になると元の場所に戻しました。
    その時の父の言葉は、まさに琴線に触れるものです。

    「毎年、冬には御祝をしにやってきて、春には元の緑の野原へ帰って行くんだよ。 
    ここまで やってこれない、私の息子と一緒に、大きくなっておくれ。
    あのこが元気になるように力を貸しておくれ。」

    そして、ある年、お父さんは小さなもみの木のところにやってきませんでした。
    そこには、感動のサプライズがあるのです。

    決して派手でなく淡々とした物語なのですが、心に響いてくる絵本です。
    クルスマスに相応しい絵本なので、時期になったら静かに読み聞かせすることをオススメします。
    でも、子供より大人、とくにお父さんに読んで欲しい一冊と言えるかも知れません。

    投稿日:2008/03/09

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  • クリスマスにゆっくり読みたい

    • ぽー嬢さん
    • 30代
    • せんせい
    • 東京都
    • 男の子3歳、女の子1歳

    淡々とした文章で小さなモミの木と足の不自由な男の子の繋がりが語られた美しい絵本です。
    そして色数少なく落ち着いた絵ですがクリスマスの飾りで彩られると、とても華やかになります。
    じっくり、ゆっくり読み聞かせてあげたい絵本です。
    次回読む時は正しくクリスマスキャロルを歌いたいと思います。

    投稿日:2008/03/04

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  • 4歳ではちょっと早かったけど

    歌が大好きなので本の中の楽譜をみて「お唄が出てくる本」という理由でリクエストされました。
    でも内容はすこし難しかったのか,
    もみの木まで歩いてきた子供=足の病気が治ったから。
    という図式が成り立たなかったようです。
    ということはおとなしく聞いてはいましたが 内容はまだちんぷんかんぷんなのかもしれません。
    とてもすてきなお話なので 来年のこの時期にもまた読んであげたいと思います。

    投稿日:2006/12/19

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  • ♪神の見守りと幸せを♪

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     風に吹かれて空を飛び、
    森を越えて野原の土の上に落ちたちいさな種が、
    やがて、芽を出し、根を張ってちいさなもみの木に。
    ちいさなもみの木は、自分だけが森から少し離れて立っているのを淋しく思っていました。
    誰かといっしょにいたいと・・・。
    そんなある日、もみの木は、足の悪い男の子の家で、
    クリスマスツリーとして飾られる事に・・・。
    もみの木と男の子の間に生まれる不思議な触れ合いに、心が和んでいきます。
    また、冬の間はクリスマスツリーとして、春にはもとの野原に帰して・・・と、
    一本のもみの木を、宝物のように大切に接するお父さんの優しさに、
    自然への大きな愛を感じます。
    そして、ラストへと・・・。
    子ども達が歌うクリスマスキャロル。
    清らかな歌声が聞こえてきそうな気がします。
    ♪かみの みまもりと しあわせを〜♪

    投稿日:2006/11/25

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