我が家の子供達はリアルに描かれている虫が出てくる絵本は苦手なようで「こわい」と言うのですが、やなぎむらシリーズの絵本はその虫の持っている特性を生かしながらも虫達の表情はかわいらしく、また名前も面白いので親近感を覚えているようです。
読み聞かせている間、とても静かに聞き入っていました。
あらしがくると知ったやなぎむらの虫達は、いろいろな方法で避難したり木の枝や葉につかまったりします。
この辺りがその虫の特性を生かしていて面白いなあと思いました。
あらしの後、くものセカセカさんが見当たらなくなるのですが・・・
今回登場したカメキチおじいさん、口調や動きはゆっくりだけれども泳ぎも上手だし物知りでとても頼りになります。
小さな虫達の世界には、本当にこんな村があるのかも・・と思わせてくれる夢のあるお話です。