6月は、歯の衛生週間もあり、歯科検診のある月でもありますよね。
そこで、歯の絵本で思い出すのが、やっぱりこれ。
わにと歯医者さんのやりとりがとっても面白い。
わにさんが、ゆっくり遊んでいたいけど、
(歯医者に)行かないとね。
一方、歯医者さんも、ゆっくり遊んでいたいけど、
(診察に)行かないとね。
わには歯医者さんを怖がり、歯医者さんはわにを怖がり・・・
立場はまったく逆なのに、
わには、歯医者さんを見て「どきっ」。
歯医者さんは、わにを見て「どきっ」。
この絵本は、初から最後まで台詞が一緒。
この台詞の背後にある心境を想像するだけで、
可笑しくて笑えてきます。
絶妙で簡潔な台詞もさることながら、
わにと歯医者さんの治療の格闘シーンは必見です。
五味太郎さんの「歯磨きをしよう」というメッセージは、
子どもたちに、楽しく伝わる絵本ですね。
読み聞かせをする時は、是非声色を変えて。
年少クラスへの読み聞かせ絵本として紹介しました。