難民キャンプの話と知り読んだ私と、タイトルに共感を覚えて読んだ娘です。
パキスタンといえば友達がおり、身につまされるような話を聞きました。そしてパキスタンの人々がどんなに優しく素晴らしい人たちなのかということも、向こうで結婚し出来た子どもを連れて帰ってきた席で聞きました。
その子どもの一挙一動は、うちの子の小さな時となにひとつ変わらず、子どもは万国共通なんだなぁとしみーじみ感じたことを思い出しながら、読みました。
今の日本の10歳で、同じように行動する子がどれだけいるだろうかと考えました。
欲しかったから、それも生活の為でなく遊ぶ為という理由で盗んだり殺したりする国で、この話は伝わるのだろうか。
果たしてうちの子が同い年になった時、どうだろう。
そんなことを考えながら読みました。
娘は意外に真剣に読んでいました。そして難民キャンプのことなど質問されました。
ですが、深い感想はなく、まぁまぁとのことでした。
話の内容のわりにこの評価は、娘にしては興味を惹いたのだなぁとは思いました。
友達との関りが変わってくる高学年からでしょうね。