初めて見た時はまず私自身がこの本の美しさに惚れてしまいました…。お月様のお話なので、時間は夜。色合いはブルーが基調で、その中に浮かぶ月や星が輝いてるみたいに綺麗です。
さすがエリック・カール。はらぺこあおむしも素敵な色彩でしたが、こういう落ち着いたトーンの色合いでもこんなに素敵になるんですね。
仕掛け絵本ということですが、ページが大きく横に開いたり、上に開いたり、全体に大きく開いたり…というページの大きさが変わるようなタイプの仕掛けで、引っ張ったり、穴が開いていたりというタイプではありません。なので、引きちぎられて破れるとかいう危険性もまだマシではあるかな。
もちろん、横に大きく広がったページを引っ張られたらビリッですが。
1歳になる前の息子には、ページが大きく広がるのが分かりやすく喜んでくれるのではないかと期待して見せましたが、正直反応は薄め…。この本を楽しめるのはもう少し先かな。
お月様の意味もまだよく分からないようなので、お月様を取ってくるという設定の面白さもピンと来ないようです。
でも、大人が充分楽しめる絵本なので、もうしばらくは自分で楽しんでまた息子に見せていきたいと思います。