22年度の高学年向け全国課題図書のうちの1冊です。
高学年の子どもたちに紹介を兼ねて途中まで読み聞かせをしました。
四天王に踏みつけられている鬼は知っていましたが、唐招提寺に
「すみ鬼」というのがいるんですね。西洋のガーゴイルのような
感じでしょうか?これは実物を見に行かなくては・・・!
子どもたちも興味津々となってくれて、読みがいがありました。
途中までの読み聞かせにしましたが、続きが気になるから自分で読む!
という子もいました。
鬼は怖いものだけど900年もあきらめなかったこの鬼は、悪さをしに
やってきたのではなく、もちろんヤスに悪さもしません。
鑑真和尚はどうしてこの鬼をすみ鬼にしてしまったのか・・・
でも、こんな心根の鬼だからこそ、お寺の屋根を支えることが
できるのかも?
想像の広がるお話です。