ちさとちゃんのお母さんが亡くなるというところから始まり、衝撃的でした。
ちさとちゃんは、5〜6歳のまだ小さな女の子で、胸が痛くなりました。
そんなちさとちゃんのもとへ、ちさとちゃんのお母さんに頼まれたことがあるから、とやってきたしろねこ。
しろねこがお母さんの代わりに、作ってくれたものを見て、ちさとちゃんがお母さんのことを思い出す場面は何度読んでも泣きそうになります。
とても切なく胸が痛くなるお話ではありますが、最後は少しちさとちゃんが前を向いて歩いていけるようなラストになっていて、心から良かったと思えました。