前回、お医者さん顔負けの、実に見事な働きっぷりを見せてくれた、へびの看護婦さん。
「前からお医者さんをやってみたい」
そりゃそうだ。
私だって、こんな有能なお医者さんなら、ぜひ見てもらいたい。
そう思った自分を、すぐ後悔することになるなんて、思いもしませんでした。
ごりおしなんです。
無理やりなんです。
へびのせんせいと、さるの看護婦さん、なにがなんでも、いつものやり方を押し通します。
胃カメラを何度か飲んだことのある私としては、それはないよ〜!!と心の中で叫んでしまいました。
また、この無理やり加減を、荒井良二さんが見事に描ききっていますね。
思わず、読んでいる方も、苦笑いをしてしまう絵本でした。