「旅の絵本」…大好きです。
今回のこの絵本は スペインの旅です。
いつもながら 細かいところまで丁寧に書き込まれている風景に感動です。
このシリーズは字のない絵本ですが
人々の暮らしぶりや 伝統ある催し物などが 手に取るように伝わってきます。
登場するたくさんの人々の一人ひとりの声が 聞こえてくるようです。
(この本では 引ったくりにあっているおばさんや 結婚式の影で泣いている女の人の声なんかも聞こえます…)
子供と語らいながら読むには最高の絵本だと感じています。
安野さんの心尽くしの旅の描写を 1つも見落とさないぞ!という気持ちでいつも読みますので
読み終わる頃には 子供も私も目が真っ赤になってしまうんですよ(笑)
どうして今まで気がつかなかったのだろう…という新しい発見が毎回あります!
今回 我が家が発見したのは…「一寸法師」です。
その他には…白雪姫やドンキホーテ 逆さ絵やだまし絵(こんな言い方ではないかも…ごめんなさい)など
まだまだたくさんありますよ☆彡
答えのようなものはありませんので 心ゆくまで楽しめる絵本だと思います。