最初は女の子のお買い物の楽しさを書いている本なのかなと思って読んでいました。
でも靴や首飾りなど・・・ちょっと背伸びしたものばかり見ています。そして彼女が見つけたもの、それは素敵な赤い椅子でした。でもそれはスーザの持ってきたお金ではとても買えない高価なもの。そこで捨ててあった椅子を持ち帰り、修理し、赤いペンキで、素敵な椅子に仕上げる。
・・・・そしてそれはおばさんへの誕生日プレゼントでした。
この本のよさは、物を大事に使うこと、新しい物を買わなくても工夫次第でいいものが作れること、そして働いて貯めたお金でおばさんへ誕生日プレゼントを贈るという優しさ、たくさんのことが凝縮されていると思います。
絵もとてもきれいで、女の子にとっては宝物の1冊になるのではないでしょうか。お勧めです。