「うさぎちゃん スキーへいく」 みんなの声

うさぎちゃんシリーズの絵本の中で１番うさぎちゃんの性格、ちゃっかりしていて要領がいいところがよく描かれていると思います。ちゃっかりリュックサックの中に入って一緒にスキーに行ってしまったり、そしてその中でお菓子を全部食べてしまったり、それから野うさぎたちとはしっかり仲良くなってスキーを教えてもらったりして。切り絵がやさしいかんじでとてもほのぼのとしますし、小さい子が安心しそうな淡いきれいな色使いです。ストーリーもシンプルなので、うちは娘が１歳の時に読み始めましたが、小さいお子さんから読める絵本だと思います。

初めて海に連れてきてもらったうさぎちゃん。
潮だまりで蟹にはさまれてたちっちゃな人魚さんを助けてあげたら、お礼に海の中を案内してもらえちゃった。
うさぎちゃん版浦島太郎！？でもきれいな海を案内してもらえただけでおじいさん（おばあさん？）にもならずに、かわいいうさぎちゃんのまま。やっぱりうさぎちゃんってラッキー♪
まだ海に行ったことのない娘は海の中の世界に興味津々。いつかきれいな海で一緒にスキンダイビングしたいな・・・と夢を膨らませているのは私でした。

うさぎちゃんシリーズ、のんびりした飼い主さんとうさぎちゃんのやりとりがかわいいですね。
リュックに勝手に入ったのにも気づかずにスキー場の宿に到着した３人（？）リュックの中のお菓子を全部食べちゃったうさぎちゃんに「大変！歯を磨かないと虫歯になっちゃう」なんてとっても愛を感じます。ちゃんとうさぎちゃんの服を用意（手縫い）して、スキーの板と靴を借りてあげるのもすごすぎます。うさぎちゃんはスキーを楽しみ、友達まで作っちゃうちゃっかりぶり。娘と娘にあたふたしてる自分を見てるようで笑えます。（私はこんなに優しくないと思いますが・・・。）
娘はうさぎちゃんのファン、私は飼い主さんに共感。ふたりとも楽しめる本です。