先生が自分の生徒に伝えるメッセージなので、メッセージ色が強いなあという印象を持ちました。
息子というよりも、書いてあることに、背中を押してもらう気持ちになったのは私の方かもしれません。
ちょうどいろいろなことで発言する機会が多くなってきたところなので、間違っても練習だと思って、思っていることを言っていこうと思いました。
息子の方は一人で読んで感想を聞いても特に何も言わなかったので、どう思ったのかよくわかりませんでした。
大人が子どもに伝えたいことを代弁してくれるような内容なので、子どもよりも先に大人の方が「これが言いたかったのよ」と共感して、子どもに読ませたいと思う本かもしれないと思います。
教室で先生が自分の思っていることを伝えられる分にはいいと思いますが、私としては集団に向けて読むのは難しいと思った本です。