作者はこの絵本が単行本としては、初めての作品だそうです。新鮮でピュアな感性がとっても表現されているように思いました。
食べようとしていた納豆たちが、踊りながら歌いながら逃げ出すシーンは、何度見ても面白かったです。
この納豆たち、自分たちを食べてほしいんだか、欲しくないんだか…。
『ネバ ネバ ネバ ネバ
なっとうぼうや
おてて つないで ネバ ネバよ』
文中に何度も出てくるこの納豆坊やたちの歌に、適当に節を付けて歌ったら、子供たちに大ウケ!
「ぐりとぐら」もそうだけど、食べ物の出てくるお話や、短い節のあるお話って、子供心をグワシっと、つかんでしまうみたいです。