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おじいちゃんがおばけになったわけ」 みんなの声

おじいちゃんがおばけになったわけ 作:キム・フォップス・オーカソン
絵:エヴァ・エリクソン
訳:菱木 晃子
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2005年06月
ISBN:9784751522783
評価スコア 4.79
評価ランキング 441
みんなの声 総数 149
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149件見つかりました

  • 愛する人へ

    • ゆぺちさん
    • 30代
    • ママ
    • 岡山県
    • 女の子3歳、男の子1歳

    大好きなおじいちゃんがおばけになって現れます。それは大切な事を伝える為。泣けます。人が受け継いでいかなくてはいけない一番大切なことです。
    3歳には少し早いです。もう少し大きくなったらまた読んであげたいです。
    絵はとても優しくて穏やかな気持ちになれます。
    きっと、読んでよかったと思える一冊です。

    投稿日:2008/12/18

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  • 思いは伝わる。

    5歳の息子に読みきかせ、8歳の娘は自分で読んでいました。
    先に読んだ娘が「泣いちゃった…」と一言。
    簡単に言ってしまえば“おじいちゃんの死に向き合う話”です。
    おばけになったおじいちゃん、おじいちゃんの心残り、そしてその思いが伝わる…。
    特に5歳の息子には難しいかな、と思ったのですが最後まで神妙な顔をしてしっかり聞いていました。何か感じるところはあったのではないかと思います。
    噛み砕いて死について教えてくれる良作だと感じました。
    繰り返し、繰り返し読みたい作品です。
    子どもも成長とともに理解を深めることができるのではないかと思います。
    大人にもぜひぜひおすすめしたい作品です。

    投稿日:2008/12/11

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  • おばけは全部怖いわけじゃない!

    • パニパニさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子8歳

    小学校の読み聞かせで 5年生と3年生に読みました。

    大好きなおじいちゃんが おばけになって遊びに来る。
    どうして おじいちゃんはおばけになったのか?
    この世の「忘れ物」は何だったのか?〜〜〜

    おばけは怖いもの。
    でも大好きな人が おばけだったら怖くない。
    遊びに来てくれたら 嬉しいし、夜の街の探検だって
    おばけと一緒なら、ちっとも怖くない。

    おばけ嫌いの3年生の娘も
    「バーバが死んじゃっても、おばけになって遊びにきてくれたら
    嬉しいな〜」と笑顔で言ってました。
    5年生には少し簡単すぎるかな?と思いましたが
    意外と真剣に聞いてくれて、
    「身近な誰かが死んでしまっても、悲しんでばっかりじゃ
    ダメなんだね。」と言っていました。

    おばけになった おじいいちゃんと孫の やりとりが
    なんとも楽しく、やさしい気持ちになれます。

    投稿日:2008/11/26

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  • ラストは感動・・・

    図書館で、なんとなく手にとってみた一冊です。
    死をテーマにした絵本だったので、息子にはちょっと
    わからないかな・・・と思いつつ、息子の本棚にこっそりと
    入れておいたのですが、目ざとく見つけた息子が「読んで」と。

    息子の身近なところで亡くなった人はいないのですが、
    それでもなんとなく「死ぬとおばけになる」という構図は
    理解していたようで、2、3度、「読んで〜」と言われて
    読み聞かせました。

    死んじゃったはずのじいじと、孫のエリックの不思議な数日間。
    じいじがおばけになった理由とは?
    じんわりと滲み出てくる愛情に、ラストは感動すら覚えました。
    息子は、じいじの回想のシーンが一番気に入ったようです。

    たくさんの思い出が、楽しくも悲しくもある、不思議な一冊。
    こういうおばけになら、会ってもいいかな?

    投稿日:2008/10/22

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  • おじいちゃんありがとう〜。

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    題名を見て借りました。
    どうしておばけになったのか、興味津々。

    結果は…。涙うるうるモノでした。
    お別れは悲しいけれど、おじいちゃんの優しさに嬉しくなりました。

    もし、おじいちゃんおばあちゃんとお別れしたら、悲しいだろうなぁ。
    時間が経ってから、そおっと、読みたいお話です。

    うちは両家のおじいちゃん、おばあちゃんが健在で、幸せだなぁ。

    投稿日:2008/09/19

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  • 大切な家族との別れを乗り越える為に。

    • ちょし★さん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳

    大好きなじいじが死んでしまい悲しむエリックに、お母さんは「じいじは天使になる」といって、お父さんは「土になる」と言い・・、でもエリックにはどちらもピンときません。その晩、そのじいじが「おばけ」になってエリックの処に現れます。
    『この世に忘れ物があるとお化けになるらしい』と、二人はじいじの忘れ物を探し回りますが・・・。

    最近、ますますこの手のお話に弱くなってきているのもあって、読み聞かせている時に涙が出そうになって、こらえるのに大変でした。

    人生を平凡にも誠実に生きたじいじ。
    数々の思い出を振り返り、最後には孫のエリックとの大切な思い出を噛みしめます。

    大切な家族との別れは、往々にして突然やってくる場合が多く、突然の悲しみを受け止めるには、子供の心は無垢で無知です。
    エリック少年が、自分の心でじいじの死を受け止め、理解し、乗り越えるために、「じいじのおばけ」は必要だったのでしょう。

    ストーリーは決して暗い物ではなく、子供にも受け入れやすい展開だと思います。エヴァ・エリクソンの絵もとてもマッチしてます。
    入学前のお子さんには少し早いかな・・という感じもしますが、小学生なら、機会があれば読んであげるといい絵本だと思います。

    投稿日:2008/07/04

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  • 大好きな人がおばけになるという事

    某劇団のお芝居のDVDを子供と一緒にみていた時の事、亡くなったおばあちゃんと男の子が最後のお別れをするシーンで「おばあちゃんおばけになっちゃったもんね、おっかないもんね・・・」という台詞があるのですが、その時「どうしておばあちゃんおばけになっちゃったの?」との息子の問いかけに何と答えて言いか少し戸惑いました。まだ生まれて3年の子供に「死」というものをどう伝えたらよいかわからなかったのです。
     その数日後、書店で偶然この本をみつけました。なんとなくですが子供なりに何かを感じてくれたようです。

    投稿日:2008/03/20

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  • おばけでもいいから会いたいな。

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    ナビの評価ランキングも高くて、ずっと気になっていた絵本です!
    実は、半年くらい前に購入して、我が家の本棚にずっと置いてあったのですが・・・「悲しい本は読まないで〜!」と次女に念を押されてるのもあって、なんとなく読むタイミングを逃してしまっていたのです(汗)!

    昨夜、やっと読んでみました。

    いきなり、じいじの死から始まってるので、内心ドキドキしましたが・・・おばけになったじいじが、壁を通り抜けるシーンがおかしくて、次女も私も笑ってしまいました。
    孫のエリックと一緒に、忘れ物を探すじいじの姿は、ほほえましく、温かい気持ちになりました。

    そして、ラストは、やっぱり、ちょっと泣いちゃいました。
    でも、エリックの前向きな言葉に救われ、希望が湧いてくる読後感がさわやかな絵本です。

    大勢の皆さんがおっしゃってるように、死をテーマにしながら、ユーモアを交え、重苦しくなく、それでいて大切なことはちゃんと伝えてくれる、今までになかったタイプの絵本で、すごく素敵だと思います。

    私は、7年前に父を亡くし、3か月の赤ちゃんだった次女には、じいじの記憶がありません。
    でも、当時年中さんで、人一倍かわいがってもらっていた長女には、特別な思いがあるようで、この絵本も一人でじっくり、味わっていました。

    おばけでもいいから、もう一度こんな風に、父と一緒に過ごせたらいいな〜と、私自身も思ってしまいました。

    投稿日:2008/03/13

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  • 死を受け止めること

    小さくして誰かの死に直面することはとてもむごいし
    切ないことですが往々にしてあり得ることですね。
    エリックとじいじの愛情たっぷりのやりとりに
    癒される気持ちになりながらも
    死んでもなおエリックの側に居続けるおじいちゃんの思いが
    ラストで分かったとき涙が出そうでした。
    エリックが呟いた最後の一言はステキですね。
    おじいちゃんの思いが通じた瞬間だしとてもポジティブで好きな終わり方です。
    5歳の娘の反応はというとおじいちゃんが壁抜けをする場面がただただ面白いというだけのようでした^^;
    ちょっと早かったかな?

    投稿日:2008/03/09

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  • 身近な人の死とそれを乗り越える力

     息子が「死んだらどうなる?」に取り付かれた時に購入した絵本。

     この絵本のすごいところは、両親が子どもをそのままに受け止めているところだ。
     夜ごと現れるおじいちゃんの話を両親にする子どもに対して、「つかれているんだな、学校やすみなさい」「ママもおじいちゃんが死んでほんとうにショックよ」と両親は言う。
     つまり、子どもが体験していることが真実かどうかは問題ではない。けれども身近な人がなくなるとは、子どもにとっても、大変な出来事で、それを受け入れて乗り越えていくには時間がかかる。それを受け入れて、「ばかなこと言ってないで、学校行きなさい!」と言わない両親はすごい。
     じいじのわすれものもショッキングなのだが、繰り返し読むうちに、おとなにもぜひ読んでもらいたい1冊だと思った。

    投稿日:2007/11/13

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