定番乳児向け絵本。
近年出版された赤ちゃん向け絵本ではダントツに良い。
動物が出てきて→くっついた!の繰り返しの文のリズムがとてもしっくりくる。
絵は可愛くシンプルで遠目からでも分かりやすく、くっきりした色使いは見るだけで楽しい気分になれる。
白眉は最後のページ。
お母さんだけでなく、ちゃんとお父さんが登場する。
そしてその時の赤ちゃんの嬉しそうな顔といったら!
2ヶ月の子に読んだところ、「くっついた」の度ににこっと笑う。
動物によって反応が違うのも面白い。
赤ちゃんの最初の一冊に。
作者の三浦太郎は愛知県西尾市在住。
ボローニャ国際絵本原画展で受賞し世に出る。
自分の子の成長にあわせて作品を描いているようなので、今後はどんどん対象年齢があがるか?