「ちいさいおうち （岩波の子どもの本）」 みんなの声

周りの景色はどんどん変わってしまうけど、いつも変わらずある『ちいさいおうち』。

なんだかちょっぴり切なさを感じますが、大切なことを教えてくれていると思います。

２歳の子には少し早いかもしれませんが、今後活躍してくれる本だと思います。

ちいさいおうちは、だまってじっとそこに立っているだけですが、ページをめくるたびにかわっていく風景が、長い時間の流れを感じさせてくれます。
こどもたちにも、なんとなくその時間の流れが感じられるのか、だまって聞き入っています。

素朴だけれど味のある絵。
隅々まで見るとまた新しい発見がありそう。

しずかないなかに建っていた一件のちいさいおうち。 時の移り変わりと共に「ちいさいおうち」を取り巻く環境も変わっていきます。
正方形の絵本の真ん中に書かれた「ちいさいおうち」の表情が、時代の変化と共に変わっていくことに気付いたとき、私、幼心にすごい発見をした！って、自分を褒めまくっていました（笑）
最後のペ−ジを読んでね、 時間の流れがまたゆっくりになったなって感じたのは、私自身がずいぶん大きくなってからだったように思います。
いつまでも大切にしたい一冊です。

今日図書館で借りてきて、5歳の息子と6歳の娘に読み聞かせをしました。
初めは少し退屈な本かなぁと思いましたが、最後まで読むとほっこりと優しい気持ちになれる本でした。
５歳の息子も「おもしろかった〜」と＾＾
けっしておもしろい本ではありませんが、息子の表現はこうでした（＾＾；）
家にあると時々読みたくなるような絵本だと思います。
お友達へのプレゼントにもいいかも…