4歳の息子と試し読みしました。
息子は、おむすびころりんとももたろうとはなさかじいさんの
作品の中で一番おむすびころりんが好きだと言っていました。
作者が、9歳の娘の大好きな、文庫『若おかみは小学生』を書かれた
令丈ヒロ子さんが絵本を書かれているのに驚きつつ、
『もったいないばあさん』の作者の真珠まりこさんの絵だという
ことで、意外な組み合わせだなあと驚きました。
真珠まりこさんの絵は、小さい子供にも入りやすい絵ですし、
♪おむすびころりん すっとんとん〜や
♪ぺったんぺったん もちつけ〜の歌のところは、
読み手も歌いやすいなあと思いました。
♪ぺったんたんの前の所は、一行開けて書かれてあると、
もっと歌いやすい様な気がしました。
それから、『もったいないばあさん』のおばあさんには、
おばあさんに目じりやおでこにしわがあって、少しリアルな
感じが良かったのですが、おむすびころりんの正直な
おじいさんやおばあさんは、若い設定なのでしょうか。
ねずみもマンガちっくで、もう少しリアルな感じが
私は欲しかったなあと感じました。
正直なおじいさんが、穴に落ちた時に、一匹のねずみだけが
扇子を持っておじいさんをもてなしている所が良かったです。
最後のにんじんとごぼうとだいこんのお話は、とても
楽しいお話なので、もっとページを使ってゆっくり
聞かせてあげたい感じがしますが、寝かしつけの時用に
おススメと言う感じなのでしょうか。
3・4歳からとなっていましたが、2歳の子でも
日ごろから絵本を聞きなれている子だったら
この本を楽しめると思います