祖母が、「おばけの本買ってきて」と子どもにねだられて(本当はおばけのバーバパパだったのですが)買ってきてくれた絵本です。息子である父親も、もちろん私も大好きで昔アニメを見ていたので、とっても懐かしくなりました。今でも、「ねー、ムーミン」と歌が自然と出てくるほど、忘れられないキャラクターです。
お話の内容は、ムーミンがママもパパもおなじみのキャラクターたち皆が自分だけの宝物を持っているのに、自分だけ何ももっていないと思い、自分だけの宝物を探すうちに、見つけるものが全部自分でなく仲間にふさわしい物だと考えて、持って帰っているうちに迷子になりますが、どうにか仲間が探してくれて助かります。
目には見えないけれど、ムーミンの持っているみんなを思いやる心が宝物だと、ママはちゃんと気がついてそれをムーミン伝えてあげているのにジーンときました。いろんな宝物があると思いますが、こんなすてきな宝物を持っているのってすばらしいですよね。3歳の子どもには少し難しかったかもしれませんが、大きくなるうちにきっと気がついてくれるんじゃないかな。