可愛らしい絵に惹かれて手にとって見た絵本です。
読んでみて気付いたのですが、絵本なのにモノクロの、珍しい絵本でした。
ストーリー的に、夜の雰囲気を強調したかったのかもしれませんね。
モノクロでも、くっきりはっきりした絵なので、好印象です。
主役は、小さな白い子猫。
初めて見たまん丸お月様を、なんと、ミルクの入ったお皿と勘違い。
なんとかミルクにありつこうと、ジャンプしたり追いかけてみたり。
結局、あきらめておうちに帰ったら、本当のミルクの入ったお皿が!!
というオチは、ちょっと偶然過ぎるかな?っていう気はしますが、
おなかがいっぱいになったら、お月様のことなんてすっかり忘れて寝ている子猫に笑えます。
息子と一緒に読んでみたのですが、ほぼ無反応で読み終えました。
この絵本はアメリカの絵本なのですが、外国の絵本では、
お月様がらみでこの手のストーリーが多いのかな?
数日前も偶然似たようなストーリーの絵本を読んだこともあってか、
子供にとっては面白みに欠けたようです。
対象年齢が3歳からになっていますので、5歳の息子には
年齢的にもちょっと合わなかったようです。