「あっちゃんあがつくあいうえお」で、
さいとうしのぶさんのことを知り、作品を読みすすめています。
絵本だと思ってタイトルだけで図書館予約をし、
手元に届いた物を見ると、あれ?これは絵本じゃなかった・・・。
ちょっと息子には早かったか・・・と少しがっかり。
でもこの作品、このがっかりを見事に裏切ってくれるものでした。
一つ一つのお話は短いので夜の寝しつけには最適。
今日は5つとか今日は6つとか、
子どもと約束しながら読めるので楽しいです。
しかも、タイトル通り「しつもん」があるので、
こちらが訪ねたことに対して一生懸命答えようとする姿が、
とても微笑ましいですよ。
いろんな物が登場しておしゃべりしてくれるので、
大人も十分楽しめます。
絵を見て楽しむ本の楽しみからまた一つ大人になって、
話をよく聞いてそれに対して答えを用意する、
本にはそんな楽しみ方もあるよと教えてくれる本です。
一人でもページをめくって読みすすめている息子。
こんな風に一人で読書の時間を持てるようになるといいなぁと
そう感じる作品です。