新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

おばあちゃん」 みんなの声

おばあちゃん 作:ペーター・ヘルトリング
訳:上田 真而子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1979年02月
ISBN:9784037260705
評価スコア 4
評価ランキング 33,015
みんなの声 総数 1
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 両親が交通事故で亡くなって、貧しい一人暮らしの祖母に引き取られた少年カレの物語。
    哀しいシチュエーションなのに、茶目っ気たっぷりのおばあちゃんとの生活はユーモアたっぷりで面白おかしいのです。
    親族なのに、孤児年金をもらうために里親登録をしようと役所とかけあうおばあちゃん。
    貧しいながらも負けん気でカレを子どものように愛するおばあちゃん。
    息子であるカレの父をよく言いながら、母親である嫁の育てたには愚痴をこぼすおばあちゃん。
    どんなに頑張っても、母親にはなれないことも知っているおばあちゃん。
    面白おかしい物語の合間に組み込まれるおばあちゃんのモノローグは、自分の彼に対する愛情と自分の老いに対する不安でした。
    自分はいずれ死ぬだろう。
    そしてカレは施設に入れられてしまう。
    カレが自立するまでとおばあちゃんは頑張るのです。
    世代の違うことでの感覚の違いはあるけれど、これほど前向きなおばあちゃんはきっと長生きしますよね。
    ヘルトリングは作品毎に、新しい切り口で家族愛を書き連ねています。
    本は少し古いけれど、書かれていることは決して昔のことではないと思います。
    深刻なお話ではないだけに、おばあちゃんとカレが痛々しくも思えました。

    投稿日:2012/09/16

    参考になりました
    感謝
    1

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ


児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(1人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット