小学校1年生の教科書で紹介されている絵本の中の1冊です。姪っ子は紹介されている絵本の中でこの絵本は借りなくてもいいと言ったのですが、姪っ子に黙って借りてきました。
そして他の本と一緒に読みましたが、ストーリの奥の深さに引きこまれてじっと聞いていました。
子供用につくっているけど、物語としてはかなり深いです。川に橋をかけてもずっと流れていたのは恐らく鬼がそこにいたからじゃないでしょうか。そして鬼の神通力を使って川に橋をかける。そして目玉をよこせという。この目玉も他の昔話では、異種婚で女が人でないとばれたときに目玉をおいて残った夫に目玉を吸わせて子供を育てさせようとする。山の奥の奥で子守唄を歌っていたのは鬼の子供と母親じゃなかったのかと思います。そして子守唄の中に鬼の本当の名前をかたってしまったので、目玉をかけた人と鬼の戦いで鬼が負けてしまったのではないでしょうか。鬼は大工のかわりに、子供に自分の目玉をあげたような気がします。うーん子供の話にしたら怖くて深い話だなぁ。。。