親子でブルンミのシリーズがすっかり気に入り、全部読み進めているところです。
アンニパンニは何歳なんでしょうか。ブルンミが病気になった時は看病もするし、この絵本ではりんごのパイを焼きます。
息子はブルンミがアンニパンニから誕生日プレゼントにもらった赤い車を覚えていて、最初は羨ましそうに聞いていました。私はブルンミがパイに必要な3つしかりんごを採らないところが印象的でした。私だったらもっとたくさん採ってしまいそうです。そして、りんごを助けてもらったお礼にどんどん人にあげてしまって、最後にかごが空になって帰宅します。息子は、アンニパンニとブルンミが困っているページで、テーブルの下で空のかごにこねこが入ってしょうがなさそうに寝ている姿が特に気に入っているようです。大人はストーリーばかり気にして気付きにくいところですが、りんごが1つもない・・・という困った感じが実によく描かれています。
なんてことない単純なストーリーですが、2歳半の息子にはちょうどよいレベルです。難しすぎず、でもちゃんと小さな子供にも理解しやすいおちがあり、このシリーズについては、私は本当に良い絵本に出会ったなと思っています。
ただ、最後のページでりんごがパイになったことが絵から理解できないようでした。こうなると私も息子と一緒にりんごパイを焼かねばなりますまい。