向かい合っている2匹の犬。どちらがハリーなんだろう?と興味津々で読み始めました。「ハリーはくろいぶちのあるしろいいぬです」とあり、そうか白い方ね。と思いながら読み進めると・・・そうか、どちらもハリーなんだ。それからはもう夢中になって、本の世界へ入り込んでしまいました。どろんこになったハリーが家の人に気づいてもらえず、必死にダンスやうたをやる姿が、かわいくておかしくてたまりません。
子供たちもハリーは好きなのですが、本を選ぶ際、私がいつも「どろんこハリーにしよう」と言い過ぎてしまって、もうハリーはいいよ、と言われてしまうくらい大好きな絵本です。どろんこになって走り回ったり、おなかがぺこぺこでくたびれてしまったり、お風呂に入ったあともちゃっかりブラシをクッションに隠したりするハリーが我が子たちに見えて、それはそれは愛おしく感じてしまうのです。