シリーズの中で、初めて読んだのがこの作品でした。
当時はまだ息子も年少さんということもあり、短い文章&細部まで描きこまれた美しい絵にひかれたのです。
1ページ目の森の朝、そして、まるきばしを渡る場面は、まるで絵の中からマイナスイオンがたっぷり出てくるような・・・。とっても清々しくて、思わず深呼吸したくなります。
冷たい水で顔を洗う場面も、同じく気持ちよさそうです。
森の美しい風景はもちろん素敵ですが、今回はやっぱり朝ごはんの場面が好きです。
かまどで焼いたほかほかのどんぐりぱん、朝からパンを粉から作るとは頭が下がります。
コトコト煮ているお父さん特製のスープ。良いにおいが今にもしてきそうです。
美味しい朝ごはんを、家族全員揃ってお腹いっぱい食べて・・・。素敵な終わり方です。まさに理想の家族です☆
同じシリーズの こもりうた が夜のお話なら、こちらはタイトル通り 朝のお話。雰囲気が本当に対照的で、読み比べてみても楽しいかもしれません。