この本を読んで、昨年亡くなった父を思い出しました。
父は車が大好きで、そして汚れるのが嫌い。
いつもぴかぴかに磨いて、そしてあまり乗らないようにしていました。
雨の日なんかもってのほか。
なので、我が家の車は雨の日禁止カーでした・・・^_^;
佐野洋子さんの本は、さりげなく「考えてねー」と試されているようで、
いつも開く時身構えてしまいます。
この本では、傘は傘らしく雨の日に使ってこそ傘なのだと思い、
だから私は私らしく生きたいとも思いました。
(その「私らしく」がなんなのか、まだつかめない私でもありますが・・・)
父が読んだら、どんな感想を聞かせてくれたのでしょうか。
娘は佐野さんの本はいつも「あっそう」という感じで読み捨てています^_^;
佐野さんの本って、やっぱり大人向けなのかしら・・・。