あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)
ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?
新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
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山奥には仲の良い狐の親子が住んでいましたが、ある日、子狐は死んでしまいます。涙で体が溶けてしまいそうなほど泣いた母狐は、ある夕暮れ、でんわボックスに小さな人間の男のがいるのを見付けます。男の子は、遠く離れたところに住んでいるお母さんに電話をかけていたのです。毎日電話をかけにやってくる男の子を見るのが、狐の楽しみになりました。ところがある日、でんわボックスが故障したとの張り紙があり…。 心がとても温かくなる本です。私は母狐の子を思う気持ちに涙、涙で、最後を普通に読めませんでした。人間の男の子も、子狐もとても愛らしくて、これだけで泣けてきます。でも娘には微妙なお話だったようで、2回目以降、自ら読んでと言ってきません。母親と別れるという設定が、悲しくて嫌なのかも知れません。もう少し大きくなったら、また読んであげたいと思います。
投稿日:2010/04/19
きつねと電話ボックス、接点のない題名だなぁ、 と思いつつ読み進めると、 思わぬ展開に親子でショックを受けました。 生きる物の定めとはいえ、悲しかったです。 5才の息子と、目を見合わせてしまったほどです。 しかし、寂しい気持ちを引きずったままではなく、 でんわボックスが助けてくれるとは、それも、思わぬ展開…。 ”もの”にも心が通じ合うことあるんだ。 優しい者には救いがあるのだと心和むお話でした。 最終的に息子は「???」 難しかったかなぁ。 大きくなったら”気持ち”のわかる男になっておくれ〜。
投稿日:2009/01/29
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