原題は「The Three Little Wolves and the Big Bad Pig」。
そう。
3匹のこぶたならぬ、3匹の小さなオオカミと、悪い大ブタのお話です。
悪い大ブタは、小さなオオカミたちの家を、次々に襲撃するのですが・・・。
とにかくぶっとんでます。
レンガの家をハンマーでたたき壊し、コンクリートの家を電気ドリルでぶっ壊し・・・。
そもそも、小さなオオカミたちを送り出す、お母さんオオカミからして、ひと味違うのです。
過激な攻防戦の果て、小さなオオカミたちが、最後に建てるのは、どんな家なのでしょうか。
物語の魅力をグッとひきだしている、ヘレン・オクセンバリーさんの絵が最高です。
ブタが、悪いんです。絵本史上、最も悪っぽいブタの絵かもしれません。
読み聞かせでは、最高に盛り上がる一冊。
そして、手もとに置いておきたい一冊です。