表紙だけでは全く想像できない内容の絵本で、とっても楽しめました。
確かにイカもタコもそっくりですよね。でも普段私達が知っている外見やスミを吐くという特徴以外にも色々なイカやタコの知識がこの絵本を通じて知れて、何だか物知りになった気もしました。
確かに誰かに似ていると言われて嬉しい時も有ればそうでない時もあります。かえって誰かに似ているせいで嫌な思いをしてしまう事も。
このイカもタコもそんな感じだったんでしょうね。でも、お互い似ているからってお互いの良い所を見付け有って仲良くして行けば良いんですよね。最後のページの方のイカとタコの表情が何とも言えない感じで微笑ましかったです。
アシカとアザラシ。確かに迷います。と言うか区別が付かないかも。本人たちにすればきっとこの絵本のタコとイカのように迷惑がっているんでしょうね。
これからも色んな展開で絵本のシリーズが待ち構えて居そうな、そんな楽しくて、物知りになれて、予想外な面白い絵本なのでプレゼントにもお勧めです。
(うちの子供はこの絵本の中でイカとタコの足の数を数えながら余っている足では何が出来るか、どっちが損か、こんなに有る足でいったい何をしているのか、等と色々想像を働かせていました。普段はそれ程気にしないタコやイカですが、この絵本を通じて以外にも子供と楽しくタコやイカで盛り上がれて良かったです。これからはタコやイカがもっと食卓に上がりそうです。)