「わんわんバスにのって」 大人が読んだ みんなの声

わんわんバス　（くものうえゆき）
ぼくはわんわんバスに乗った夢から目が覚めました・・・

わんわんばすには　たくさんのいぬたちが　楽しそうに乗っていました
かけっこしたり　　木におしっこしたり　笑えました
楽しそうに　お肉食べ　大好きな友だちの名前呼ぶところまでは
いい顔のいぬたち
ところが・・・・　みんな元気なく　悲しい顔に　あれ？

友だちになったシロとバスから降りて歩いていましたが・・・シロもいなくなったところで　目が覚めたんです

パパがこいぬつれて帰ってきました
あの　友だちのシロです

ぼくはシロと元気にかけっこ・・・　良かったね！！
パパは　　シロを捨て犬の中からもらってきたんです
あの　わんわんバスに乗っていたいぬたちは　捨て犬だったんです

くものうえゆきとはそういうことだったのですね・・・
なんだか　切ないお話です

わんわんバスにのってたいぬたちは　お星様になって　シロやぼくのことを見守ってくれているのですね〜
捨て犬達が　愛おしいです（くものうえでやすらかにねむってるのかな〜）

涙の出るお話でした

最初は
「楽しそ〜、私もこのバスに乗ってみたい〜」
なんて気楽に見ていました。

ゆうくんとシロが降ろされたときも
「え〜、なんでだろ？」
と思っていたのです。

ところが、このバスが行き着く先は
雲の上、天国だったのです。

最後まで、読んで、結末を知って、
もう一度最初から読んで、
犬たちの最期の幸せな表情に涙が出ました。
自分たちの中で、シロだけでも幸せになってくれて
よかったと他の犬たちは喜んでいるのです。

“くものうえゆきバス”は、本当は
あってはいけないバスでした。
かわいそうだけど、事実として受け止めなければ
いけないことです。