柳田邦男さんの「大人が絵本に涙する時」で紹介されていたのを見て購入しました。
おかあさんになるってどんなこと?
と私が質問されたらどんな答えを出すだろう…
私はきちんとした母親だろうか?
などといろいろ考えてしまいました。
最後の言葉、「ぎゅっとね」がすべてなのでしょう。
なまえをよぶこと、てをつないであるくこと、しんぱいすること。
普段の何気ない生活のちょっとしたことが愛情表現になっているのですよね。
もっと心を込めてなまえをよんでみよう。
もっと強く手をつないでみよう。
心配していることをもっと伝えよう。
そして、もっとぎゅっとしてあげよう。
押しつけがましくなく、自然に子供のことを思える絵本でした。
これから出産する友達に、是非贈りたいと思います。