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綱渡りの男」 大人が読んだ みんなの声

綱渡りの男 作・絵:モーディカイ・ガースティン
訳:川本 三郎
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2005年08月
ISBN:9784338202046
評価スコア 4.75
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みんなの声 総数 50
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  • ハラハラドキドキ

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    たった1本の綱の上を、地上400メートルの場所で歩く。
    信じられません。
    よく海外のニュースで見ます。無謀な行動をして人々を騒がせ、警察に捕まった人の話。
    私にはそのような人たちがちょっと理解しがたい部分があったのですが、この絵本を読んで、少しだけ気持ちが分かったような気がしました。

    下で見ている人たちは、落ちてしまうのではないかとハラハラドキドキします。
    でも、当の本人はそんな緊張感を感じることもなく、むしろ自由な気持ちでその高さを楽しんでいるのですね。これは意外でした。
    読みながらその瞬間に緊張し、最初の1歩に少し足が震える気持ちでいた自分がちょっと悔しくもなりました。笑

    今はなきツインタワーを舞台にしたお話です。
    悲しい思い出ばかりが語られるこの場所ですが、多くの人を沸かせたこのような話があることも、たくさんの人に知ってもらいたいです。

    投稿日:2009/03/19

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    3
  • どきどきしました

    今はもうないツイン・タワー。
    その思い出をこんな形で残すこともできるのですね。
    ツイン・タワーの間に張った綱を渡る大道芸人フィリップ。
    実際にこの目で見たかったなあとも思いますが、この絵本を
    読んでいるだけでどきどきしてしまったので、見たら倒れて
    しまうかもしれないなあ。
    フィリップは自由人だったのだろうな。何にもとらわれていない
    から、やりたいことをすぐ出来る。
    それから高さにもとらわれていないから、こうやって高いビルの
    間を綱渡りできたのだろうなって思います。

    投稿日:2011/08/23

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    2
  • 約40年前に、今は無き世界貿易センターのツインタワーに綱をかけて綱渡りに挑戦する男がいた。
    そのなはフィリップ。
    ・・・

    字は普通の絵本よりも小さいが、絵に魅せられるので読み聞かせにも良い絵本だと思う。
    まったく関係ないけど、海外へ行きたくなった。
    なんというか、視野を広げてくれるような作品。

    とても気に入りました♪

    実話。

    投稿日:2011/06/29

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    1
  • そのビルはもうないけれど

    2001年9月11日、その日起こった事件のことはよく覚えています。
     事件を伝えるTV中継のその最中に、また一機の航空機が
     背の高いビルに突っ込んで、ビルは崩壊します。
     3000人近い人が亡くなり、25000人以上が負傷した
     世界を揺るがす大事件です。
     のちにアメリカ同時多発テロと呼ばれます。
     この時崩壊したのが、
     ニューヨークにあったワールドトレードセンターの高層ビル2棟でした。
     今はこの二つのビルを見ることはありません。

     2つのビルが完成間近の、1974年8月7日の朝、
     2つのビルの間に張られた一本のロープを
     綱渡りで渡った男がいました。
     この絵本『綱渡りの男』(作 モーディカイ・ガースティン)は、
     その青年フランスの大道芸人フィリップ・プティが
     どのように綱を張って、
     綱の上でどんなパフォーマンスをしたかを描いた作品です。
     翻訳をしているのは、映画評論家の川本三郎さん。
     川本さんが絵本の翻訳(この絵本は2005年刊行)をしているのは知りませんでしたが、
     そういえば、この絵本はまるで映画を観ているような
     大胆な構図と大きな画面が伝わるように工夫されています。

     この絵本は単に綱渡りという大道芸を描いた作品ではありません。
     今はなくなった2つのビルのことを思い出し、
     ビルがなくなった原因に思いをはせることです。
     そして、そのあとに起こる憎しみの連鎖のことも考えてみましょう。
     同時多発テロを知らない多くの若者たちに
     この絵本は静かに問いかけているように感じます。

    投稿日:2023/09/17

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    0
  • 手に汗握る…

    フランス人大道芸人、フィリップ・プティさんがニューヨークのツインタワーで綱渡りをした実話を描いた絵本。

    こっそりと計画を練り、実行する場面にハラハラし、いよいよ綱を渡り始めた場面では、手のひらにじっとり汗をかきました。
    物語もさることながら、絶大な絵の力に圧倒されます。

    お話はツインタワーの描写とともに締めくくられます。
    そのことで、この物語が背負うものや作者の思いがグッと深く重くなります。

    重なり合うテーマをエンターテイメントで包み込んで描いた、パワフルな一冊。

    投稿日:2022/02/22

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  • 思わず目を瞑ってしまう緊張感

    面白かったです!
    絵本を読んでこんなにスリルを感じたのは初めてかもしれません。
    地上400メートルの二つのビルの間に綱をはって、綱渡りをする、その瞬間がもう、思わず目を瞑ってしまうくらい、怖い!
    しかも、ビルはあのツインタワーで、このお話は実話というから、本当にすごいです。

    投稿日:2021/06/22

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  • 実話!!!

    実話を元にされた絵本というのが大変興味を惹かれました。
    イラストも豊富なので、広い年齢幅のお子さんたちにいいですね。
    表紙のイラストからも緊張感と勇気が伝わってきて、見るだけでこちらの方がドキドキしてしまいます。
    読書嫌いなお子さんでもこういう絵本なら好まれそうにも思いました。

    投稿日:2021/01/27

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