『Oh What a Busy Day』が原題。
カリフォルニア生まれの日系女性絵本作家による作品。
原書は1976年出版ですから、そのころの子どもたちの様子を描いてあるようですね。
原題にあるように、四季折々の、子どもたちの忙しい様子を描いてあります。
朝起きてから夜寝るまで、という構成ですが、春夏秋冬も盛り込まれ、
子どもたちの様々な側面が描かれいて、面白いです。
とにかく、子ども、子ども、子ども。
きっとどこかに共感できる子どもがいるはずです。
その遊びの豊かさ、人間関係、夢、優しさなど。
そして、意外に身近な死も、さりげなく織り込まれています。
かなりのボリュームですが、詩のように楽しめると思います。
小学生くらいから、じっくり楽しんでほしいです。