鉄道好きの息子が4歳のときに読みました。
今まで読んできた鉄道の本は、鉄道の仕組み、
もしくは、鉄道の旅の行程や風景などが描かれているものが多かったのですが、
この本は、鉄道そのものより、
汽車に乗るお客さんのキャラクターが立った本です。
お客さんは、ゾウのおばさんとセイウチのおばさんとクマのおじさん。
いわゆるおじさんおばさんのずうずうしさ全開の3人です。
運転士さんが「むりだ」というのに、
小さな汽車に無理やり乗りこみ、
街では、これでもかと買い物をして、
帰りの汽車には大荷物で乗りこみます。
おかげで最後は脱線。
反省することもなく、散らばった食べ物を食べることを優先します。
現実にいたら大迷惑の3人ですが、
子どもは大笑い。
繰り返し何度も読みました。