裏表紙にある「あなたがとっておきの1さつにであえますように」というメッセージ。それを楽しい絵と心温まるエピソードで伝えてくれる。
この絵本のあとに、「マインズ・アイ」というポールフライシュマンの本を読んだ。
怪我で入院しているつくちゃんのさみしそうな言葉を聞いて、こなろうは、つくちゃんの一番したいこと、ピクニックをして、お花畑でおやつを食べたいな、という気持ちに合った絵本『ちょうたちのおちゃかい』を選ぶ。
それを読んだつくちゃんはにっこり笑顔。
「ほんをよむたび、びょういんがおはなばたけにかわって、わたし ちょうに なるのよ!まるで まほうに かかったみたい!」
「マインズ・アイ」は中高生向きだけど、本の力をテーマにしている点では、2冊とも同じ。
以前、ある方が、「本は人と人をつなげるもの」と言っていたけど、そんなステキな本や人との出会いが、これからも楽しみ。