今昔物語絵本です。童は、人にあげるものだから絶対に食べてはいけないと言われていたのに、我慢できずに食べてしまったので、お寺の下働きのこぞうに奉公に出されてしまいました。下働きの仕事は辛かったですが、夜になるとおかあさんとおとうさんにあいたくて泣いていると、おぼうさんが干したなつめの実をくれて慰めてくれました。そのおぼうさんが、病気になってしまったので、海まで魚を買いにおつかいに行くことになったのです。途中、道に迷って鬼追われてしまいましたが、「妙」の字に助けられて、観音様に助けられて無事おぼうさんにも魚を食べてもらうことが出来ました。「観音様は、おぼうさまが魚をめしあがっていることもごぞんじですよ」に笑えました。そして、我慢できずに食べてしまったうりを沢山持たせてくれて、家に帰った童をおとうさんもおかあさんも喜んで迎えてくれて、童がうりを食べてるところで終わりに、微笑んでしまいました(笑)