全ページが、
『るんぷんぷん・・・・・・』
の掛け声(?)ではじまり、
それに続く言葉遊びが
愉快な気分にしてくれる。
おとぎ話の行列は、
始まりから最後のページまで延々と続き、
横長の構成がここで十分に生かされている。
『長靴をはいたねこ』から、
『かえるの王さま』まで、
なんと8つのお話が大行進。
次はなんだろう・・・と楽しみになる。
登場人物(?)の動作や、
表情のひとつひとつに変化がある。
リズム感のいい言葉が、
最大の魅力で、
音読するとその味わいが広がり、
「るんぷんぷん・・。」が、口癖になりそうだ。